LENDY(レンディ)の評判は?最短5分の審査で500万円の資金調達
執筆者:川原裕也 更新:
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※LENDYは2024年1月31日をもってサービスを終了しました。
LENDY(レンディ)は、新しいタイプの事業者ローンです。
最大500万円までの借入が可能なスモールビジネスローンで、個人事業主や中小企業でも利用できます。
これまでにも、事業者向けの資金調達サービスは数多く存在していました。
しかし、LENDY(レンディ)がほかの事業者ローンと大きく違うのは、最短5分の審査、最短翌日融資を実現する「スピード」です。
ビジネスローンや銀行借入の場合、審査が厳しいため融資実行までに時間がかかります。
しかし、LENDYを活用することで、お急ぎの場合でも最短翌日には借入ができます。
借入利率は年8.0%~18.0%です。決して低金利ではありませんが、短期借入の利率としてはほかのビジネスローンと比較しても特段高くはありません。
LENDY(レンディ)の強み
事業者向けオンライン融資のLENDYは、LENDY株式会社というベンチャー企業が運営しています。
ベンチャー企業と言っても、すでに多くのベンチャーキャピタルから出資を受けており、資本金は1億円を超えている会社です。
LENDYの強みはなんといっても
- 最短5分で審査
- 最短翌日の融資
- オンラインで手続きが完了
というスピードです。
もちろん、申し込みにあたって決算書などの提出は不要です。
スピード融資ができる理由
LENDYが、これまでの事業者融資の常識を覆す、「最短5分の審査・最短翌日の融資」を実現できたのは、データを用いた審査を行っているからです。
こうした仕組みを、データレンディングやトランザクションレンディングといい、フィンテックのひとつとして注目されているビジネスです。
データレンディングでは、あらかじめ事業で使っているオンラインデータをLENDYと連携します。
▶連携できるデータの一例
クラウド会計ソフト
マネーフォワードクラウド会計やfreeeなどのデータ。
ECの売上データ
楽天やYahoo!ショッピング、BASEなどのデータ
銀行の取引明細
ネットバンキングの取引明細を連携
評価サイト
食べログやRettyなどの評価サイト
POSレジ
ユビレジやAirレジなどのデータ
決済サービス
PaypalやSquare、Coineyなど
連携データが増えるほど審査の精度が高まる仕組み
事業で使っているシステムのデータをLENDYと連携します。
すると、LENDYは上記のデータを活用し、決算書を用意しなくても提供されているデータから審査してくれます。
その結果、最短5分で借入可能額を判定できるのです。
データは一度連携してしまえば完了です。その後は業績(最新のデータ)の変化に応じて自動的に借入条件が変化します。
銀行借入の場合、そのつど毎回決算書を提出する必要がありますが、LENDYなら常に最新のデータを共有しているので、業績の向上とともに借入条件もよくなる仕組みです。
もちろん、データ連携はいつでも自由に解除できるので安心です。
退会手続きがすぐに行える点も、LENDYが支持される理由です。
融資可能額と借入利率
LENDYの借入可能額は10万円~500万円です。
大型の設備資金の融資としては扱いにくいですが、運転資金や仕入資金を目的とした短期借入であれば十分な融資額です。
また、借入金利は
- 年8.0%~15.0%(融資額100万円以上)
- 年13.0%~18.0%(融資額100万円未満)
となっています。
担保や保証人は不要(法人の場合は代表者保証が必要)で、元利均等返済と期限一括弁済が選べるのも大きな特徴です。
一般的に、銀行借入やビジネスローンでは「期限一括弁済」は利用できませんが、LENDYであれば期日に一括で借入金を返済することもできます。
ただし、返済期限は最長1年の短期間なので、基本的には短期資金の借入で使うローンサービスとなります。
もちろん、LENDYの審査が許せば、「期限一括弁済 → 1年後に借り換え」を繰り返すことで、利息だけを支払い、借りっぱなしの状態にすることも可能です。
申込時の必要書類
LENDYへの申し込みには以下の書類が必要です。FAXやメール送付で問題ありません。
法人
代表者本人様の確認書類、登記事項証明書(商業登記簿謄本)等
個人事業主
本人確認書類(免許証や健康保険証、マイナンバーカードなど)
決算書の提出は不要です。
また、必要な提出書類はすべてネットやFAXで送付できるので、WEB完結で申し込みができます。
基本的にはデータを連携して審査結果を待つだけですが、最低でも6ヶ月以上の業歴が審査条件となっています。
利息はどれくらい必要になるのか
LENDYのようなビジネスローンは、金利は決して低いとは言えません。
長期の借入を考えるのであれば、銀行融資などの方が利率が低いのでおすすめです。
LENDYの利用シーンとしては、一時的な出費や急激な売上増加に対応するための、短期的な運転資金の調達です。
スピード融資に強いLENDYで短期的な資金調達を行い、その後、中長期的に借入が必要となる場合は、銀行融資への借り換えをするのがよい使い道だと思います。
LENDYでの借入利率は年8.0%~18.0%です。
これを期限一括返済で見積もった場合、利息がどの程度になるか試算してみました。
金利/期間 | 1ヶ月 | 3ヶ月 | 6ヶ月 | 12ヶ月 |
---|---|---|---|---|
年8% | 3,333円 | 10,067円 | 20,336円 | 41,499円 |
年15% | 6,250円 | 18,985円 | 38,691円 | 80,377円 |
年18% | 7,500円 | 22,840円 | 46,723円 | 97,811円 |
※借入金額50万円、期限一括返済の場合
データ連携するだけなら無料です。借入可能額の確認までは手数料は一切かかりません。
借入可能額や借入利率に納得できなかった場合は、すぐに退会手続きができるので安心です。
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