他行あて振込手数料が安いネット銀行の法人口座ランキング

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ネット銀行法人口座を使うと、振込手数料を大きく下げることができます。

セキュリティや財務健全性もしっかりしており、最近はネット銀行をメインバンクとして利用する事業者の方も増えました。

今回は、ビジネスでは何かと回数が増える他行あて振込手数料を比較します。

他行あて振込手数料が安いネット銀行の法人口座

現在は多くの方がネットバンキングを利用して振込みを行っています。ネット経由の振込みは最も手数料が抑えられますが、それでも大手銀行の手数料は高いです。

例えば、三菱UFJ銀行法人口座の場合、他行あて振込手数料は3万円行で500円+税、3万円以上で700円+税です。さらに、ネットバンキング(BizSTATION)の利用に月額1,600円+税がかかります。

1位:GMOあおぞらネット銀行

住信SBIネット銀行

3万円未満:150円+税
3万円以上:238円+税

IT業界大手のGMOインターネットが、あおぞら銀行と提携し、2018年に誕生したのがGMOあおぞらネット銀行です。

GMOあおぞらネット銀行の前身は「あおぞら信託銀行」という信頼と実績のある銀行となっています。

後発だけあって、GMOあおぞらネット銀行の法人口座は他行あて振込手数料を最安にしています。(記事執筆時点で税込みでSBI・楽天よりも数円安い)

セキュリティにも力を入れており、電子証明書の利用や認証アプリによる不正送金の対策なども万全です。

GMOあおぞらネット銀行の提供するセキュリティであれば、法人口座として億単位の資金を預けていても、安心して利用できると思います。

また、IT業界大手の運営するネット銀行だけあり、入金専用のバーチャル口座の利用や、複数人で口座を管理する「ビジネスID」といった先進的なサービスも無料で使えます。

最近は、ネット銀行が「ビジネスデビットカード」を発行することも増えました。

創業間もない企業で、クレジットカードを持っていなくても、VISAデビットカードを使えば、ネット通販や海外取引などでカード決済が使えます。

GMOあおぞらネット銀行のビジネスデビットカードは、利用金額の1%をキャッシュバックしています。還元率も、他のネット銀行と比較してリードしています。

2位:住信SBIネット銀行

住信SBIネット銀行

3万円未満:165円
3万円以上:258円

GMOあおぞらネット銀行や楽天銀行とともに、他行あて振込手数料の安さで力を入れているのは、住信SBIネット銀行です。

住信SBIネット銀行は個人口座においても競争力がありますが、法人口座にも力を入れています。

1件あたりの振込手数料はGMOあおぞらネット銀行に劣りますが、住信SBIネット銀行では「一定条件を満たすと毎月最大20回まで振込手数料が無料」になる特典を実施しています。

法人口座の振込手数料を無料にする条件は以下の通りです。

  • 他行からの振込が月間10件以上
  • VISAデビットカードの利用金額(月末確定金額)が10万円以上

条件を1つ満たすごとに毎月10回、2つの条件を両方満たすと毎月20回分の振込手数料が0円になります。

もし上記の条件んを満たすことができるのであれば、住信SBIネット銀行は振込手数料において最安のネット銀行法人口座になります。

業界最安の振込手数料だけでなく、年会費無料+キャッシュバックの付いたVisaデビット付きキャッシュカードが選べるのがメリットです。

また、セキュリティにも最先端の技術が使われており、住信SBIネット銀行が導入している「スマート認証」は現時点で最もセキュリティが高いと私は考えています。

デメリットとしては、一番最初の法人口座としては使えないことです。なぜなら、口座開設に必要な書類で他行の取引状況や通帳コピーを提出する必要があるからです。

2位:楽天銀行

楽天銀行

3万円未満:165円
3万円以上:258円

住信SBIネット銀行と同じく「1位」を獲得したのが楽天銀行です。振込手数料は「税込」なので、法人向け口座としてはかなり安いです。

楽天銀行の法人口座は創業したばかりでも口座開設できます。WEBと郵送のみなので、最初の1社目としても使いやすいネット銀行だと思います。

楽天銀行が住信SBIネット銀行に勝るのは総合振込サービスが無料で使えることです。住信SBIネット銀行の場合は総合振込サービスに月額費用が必要ですが、楽天銀行法人口座なら無料です。

また、海外送金手数料も業界では最安となっています。

楽天銀行はJCBビジネスデビットカードを無料で発行しています。(再発行手数料は無料)

年会費無料で使うことができ、カード利用金額の1%がキャッシュバックされるので、還元率も申し分ありません。

ビジネスデビットカードのキャシュバック率は、GMOあおぞらネット銀行が1%、住信SBIネット銀行が0.6%となっています。

上記の2社は「VISA」ブランドですが、楽天銀行のビジネスデビットカードは「JCB」ブランドです。

楽天銀行のJCBビジネスデビットカードには1つだけ、大きなデメリットがあります。それは「紛失・盗難補償」が付いていないことです。

GMOあおぞらネット銀行と住信SBIネット銀行のビジネスデビットカードには、最大1,000万円までの紛失・盗難補償が付いています。

しかし、楽天銀行の場合、デビットカードを紛失・盗難してしまった場合の不正利用は保障されません。

4位:ジャパンネット銀行

ジャパンネット銀行

3万円未満:160円+税
3万円以上:250円+税

「ビジネスアカウト」として、法人だけでなく個人事業主の口座開設にも対応するジャパンネット銀行。

消費税の分だけ上記の2社よりも他行あて振込手数料は高めです。

しかし、ジャパンネット銀行には前月の預金平均残高(円普通預金、円定期預金)が3,000万円以上の場合、振込手数料が毎月5回まで無料となる優遇特典を提供しています。

中小企業にとってはハードルが高い条件かと思いますが、他行あて振込手数料が無料になるという特典はメリットが大きいです。

また、ATM手数料も入金・出金ともに毎月1回無料となっているので、使い方次第では楽天銀行や住信SBIネット銀行よりもお得になる場合もあります。

5位:イオン銀行

イオン銀行

5万円未満:200円+税
5万円以上:400円+税

上記3社と比べて、イオン銀行は法人口座に力を入れている感じではないので、振込手数料も一気に上がります。(それでも大手と比較してかなり安いですが)

また、イオン銀行法人口座はネットバンキングの月額利用料が2,000円+税かかります。提携ATMの数も少ないので、メインバンクとして積極的に活用するのは少し難しいかもしれません。

振込手数料に関して、あえて強みをあげるとすればイオン銀行間の振込手数料が何度でも0円だということです。

法人口座の場合、同じ銀行あてでも少なからず手数料がかかりますが、イオン銀行法人口座であれば無料で送金できます。

60%以上のコストダウンを実現

コストダウン

今回は、セブン銀行とオリックス銀行の法人口座は除外しました。理由としては、この2行はやや特殊な扱いとなっているからです。

セブン銀行は口座開設を一般に受け付けておらず、オリックス銀行はATMが利用できません。

中小企業の法人口座に力を入れている

はいずれも競争力のある振込手数料を提供しています。

ネット銀行と三菱UFJ銀行の振込手数料を比較すると、その差は3分の1以下となっています。

つまり、ネット銀行法人口座に切り替えるだけで、振込手数料による経費を60%以上削減できます。

また、ネットバンキングの月額利用料も0円なので、トータルで考えると中小企業にとっては無視できないほど、大きなコストダウンに繋がります。

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