他行宛て振込手数料無料のネット銀行法人口座を作る方法

無料

ネット銀行の個人口座は他行あて振込手数料が無料となるケースも多いです。しかし、法人口座になると「振込手数料無料回数」のようなものは定められておらず、1回目から手数料がかかります。

しかし、振込手数料は直接的には利益に繋がらない経費ですから、できることなら少しでも低くしたいですよね。

法人口座ネットバンキングの振込手数料比較!ネット銀行で60%コストダウンという記事でもまとめているのですが、メガバンクや地方銀行のネットバンキングを利用するよりも、ネット専業銀行の方が圧倒的に振込手数料がお得です。

1回あたりの振込手数料で約65%、メガバンク・地方銀行特有の「ネットバンキング月額利用料」を加味した現実的なシミュレーションでは、ネット専業銀行は実に87%以上のコスト削減を可能にします。

さらに、一定の条件を満たせば他行あて振込手数料無料で使える法人口座も存在します。

振込手数料が最大20回まで無料になる住信SBIネット銀行

住信SBIネット銀行

ネット銀行法人口座でも人気の住信SBIネット銀行は、法人向け「振込優遇プログラム」を実施しています。

このプログラムは、簡単な条件を満たすだけで、他行あて振込手数料が毎月最大20回まで無料になるサービスです。(自行あても含めて無料になります)

住信SBIネット銀行の場合、他行あて振込手数料は最大で239円+税 / 件ですから、振込回数の多い企業は、これだけで毎月4,780円+税もコスト削減ができます。

無料条件は以下の通りです。

どちらの条件も、1つ満たすごとに毎月10回まで振込手数料が0円になります。両方満たせば振込手数料は20回無料となります。

取引先が多い場合は、住信SBIネット銀行を入金口座にすることで、この条件は楽に達成できると思います。

また、法人クレジットカードと同様に使える住信SBIネット銀行VISAデビットカードを経費支払などで使っても、条件はすぐ達成できます。

住信SBIネット銀行のVISAデビットカードは、キャッシュカード一体型なので会社設立後すぐに発行できます。

また、利用金額の0.6%をキャッシュバックしてくれるので、現金や他の法人カードよりもお得になることもあります。

また、口座開設の当月と翌月については、無条件で月10回まで振込手数料が無料となります。

ジャパンネット銀行も条件次第で振込手数料が無料

ジャパンネット銀行

探してみたところ、唯一ジャパンネット銀行法人口座の他行あて振込手数料を無料にするサービスを実施していました。と言っても、やや高めの条件付きです。

振込手数料の優遇
ジャパンネット銀行あてと他行あて合わせて毎月5回まで無料(6回目以降は通常どおり、リンク決済、WEB総振、提携ATMからの振込は対象外)

適用条件
前月の預金平均残高(円普通預金、円定期預金)が3,000万円以上

つまり、普通預金でも定期預金でも良いので、ジャパンネット銀行に3,000万円を預ければ毎月5回まで他行あて振込手数料が無料となります。

3,000万円というハードルは中小企業や個人事業主にとっては非常に厳しい条件だと思いますが、ジャパンネットの定期預金は金利が高めなので、定期預金での運用も含めて、この特典を享受できないか考えてみてはいかがでしょうか?

ちなみに、ネット銀行法人口座の他行あて振込手数料を比較すると以下のようになります。

銀行名 振込手数料(3万円未満) 振込手数料(3万円以上)
ジャパンネット銀行 160円 250円
住信SBIネット銀行 153円 239円
楽天銀行 153円 239円

※いずれも税抜

住信SBIネット銀行楽天銀行が同一で業界最安の他行あて振込手数料を実現しており、ジャパンネット銀行は少し高めです。

WEB総合振込では月額手数料がかかる場合も

総合振込

会社によっては、一度に大量の振込先に送金する「総合振込サービス」の利用が必要になると思います。

ネット銀行でも「WEB総合振込サービス」を提供しており、データを入稿して一度の手続きで数千件に一斉送金することが可能です。

上記3つのネット銀行をWEB総合振込サービスで比較してみると以下のような特徴になります。

ジャパンネット銀行はWEB総合振込サービスの利用に月額1,000円+税がかかります。一度の手続きで最大3,000件に振込が可能です。

しかし、最大999件に送金できる「WEB一括振込機能」も用意されており、こちらは無料で利用できるので、1,000件未満への振込に対してはコストを気にする必要はありません。

楽天銀行は、最大3,000件に振込ができる総合振込サービスを無料で提供しています。総合振込に関しては、ネット銀行の中でも優位性があります。

住信SBIネット銀行は、総合振込サービスに月額3,000円+税の手数料がかかるため、やや高い印象を受けます。しかし、最大振込件数が9,999件となっている他、総合振込サービスに電子証明書が利用できるため、高機能なサービスを提供していることがわかります。

まとめると

ネット銀行法人口座では、住信SBIネット銀行やジャパンネット銀行のように、条件付きにはなりますが振込手数料を無料にすることができます。

もちろん、ネット銀行はメガバンクや地方銀行と比較して振込手数料が圧倒的に安いので、このメリットを活かすだけでも大きくコストダウンできるはずです。

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