住信SBIネット銀行法人口座は最安の振込手数料とVisaデビットが評判

住信SBIネット銀行

住信SBIネット銀行の法人口座は、業界最安の振込手数料・ATM手数料で評判です。(口座維持手数料は無料)

Visaデビット付きキャッシュカードが使いやすく、業務効率化とコスト削減に大きく役立ちます。法人カードの審査に通らない場合でも、デビットカードがあればクレジット決済ができます。

残念ながら、住信SBIネット銀行は個人事業主の口座開設はできません。個人での利用か、法人での利用に限られます。

しかしながら、一部ニュースでも報道されているように、住信SBIネット銀行はトランザクションレンディングを活用して、個人事業主向けの小口融資を新しいサービスとして計画しています。

住信SBIネット銀行の法人口座が評判の理由

住信SBIネット銀行が選ばれている理由をまとめます。

特に比較対象となるのが、楽天銀行法人口座です。しかし、スペック的には住信SBIネット銀行がやや上回るので、その点も含めて比較をします。

最安の振込手数料を実現

ネット振込

ネット銀行法人口座は、メガバンクや地方銀行のネットバンキングよりもさらに3分の1くらい振込手数料が安いです。これだけでも、60%近いコスト削減に繋がるので、最近は中小企業の経営者を中心にネット銀行法人口座の利用が広がっています。

住信SBIネット銀行法人口座の振込手数料は下記のようになっています。

※金額は税込です

大手銀行の場合、(手数料が安いと言われる)ネット経由の振込でも750円ぐらい必要です。そう考えると、住信SBIネット銀行の法人口座に乗り換えるだけで、振込手数料は大幅に削減できます。

ちなみに、振込手数料に関しては楽天銀行法人口座もまったく同じで業界最安となっています。

使える提携ATMが多い

ATM

住信SBIネット銀行法人口座は、入金・出金ともにATM手数料がかかります。よって、現金による入出金が多い業種には適さないです。

もし、毎日のようにATMを使って現金で入金・出金をするのであれば、ATM手数料が無料である大手銀行か、ジャパンネット銀行法人口座がおすすめです。ジャパンネット銀行であれば、3万円以上の入出金はすべて無料でATMが使えます。

住信SBIネット銀行のATM手数料
入金・出金ともに一律で100円+税

料金体系が明確なので分かりやすいです。土日祝日や時間外手数料などはなく、いつATMを使っても一律です。

楽天銀行やジャパンネット銀行と比較するとこのようになります。

取引住信SBI楽天ジャパンネット
入金3万円未満100円200円150円
入金3万円以上100円無料無料
出金3万円未満100円200円150円
出金3万円以上100円200円無料

※いずれも税抜。楽天銀行は「セブン銀行、イオン銀行、パッとサッと」のいずれかを利用した場合。ジャパンネット銀行はゆうちょ銀行ATMのみ、3万円未満の取引が300円+税と少し高めになります。

どの銀行も一長一短ですが、細かい金額を積極的に入金・出金する場合は住信SBIネット銀行が最もATM手数料が安くなると思います。

どの銀行が一番安いかはそれぞれの状況によって変わってくるので、業種やシチュエーションに合わせて比較してみてください。

利用可能なATMは多いです。

コンビニATMを中心に利用が広がっているので、利便性に問題はありません。もし、コンビニATMでの入出金が不安な場合は、ゆうちょ銀行ATMが使えるので安心です。

最強のVisaデビット付きキャッシュカード

Visaデビット付キャッシュカード(法人向け)

ネット銀行法人口座が最近特に力を入れているのが「法人向けデビットカード」です。

デビットカードはクレジット決済と同じように使うことができますが、「後払い」ではなく銀行口座残高からの「即時引き落とし」なので、審査不要でカードが発行できるのがメリットです。

会社を設立したばかりだと、法人クレジットカードの審査に通りにくかったり、カード発行までに時間がかかります。

しかし、住信SBIネット銀行の「Visaデビット付きキャッシュカード」であれば、口座開設後すぐにクレジット決済ができるようになります。Visaデビットは、海外での利用やネット通販も含めてVisaが使えるお店で利用可能です。

住信SBIネット銀行のVisaデビット付キャッシュカードはここがすごい

利用金額の0.6%をポイント還元
デビットカードの利用額に対して0.6%のポイントが貯まります。貯めたポイントは1ポイント=1円でキャッシュバックできます。(海外での現地通貨引き出しはポイント付与の対象外)

例えば、年間100万円の決済をすると6,000円のキャッシュバックとなります。法人利用の場合、使うお金も大きいので年間の利用額に換算するとかなりの還元になると思います。

ちなみに、楽天銀行ビジネスデビットカード(JCB)は1%還元なのでよりお得ですが、年会費が1,000円+税かかります。住信SBIネット銀行のVisaデビットカードは年会費無料です。

キャッシュカード一体型である
キャッシュカードと一体型になっているので、現金の引き出しからカード払いまで日常の利用に使えます。楽天銀行ビジネスデビットカード(JCB)はキャッシュカードとデビットカードが分離しているので、利便性において住信SBIネット銀行が上回ります。

ちなみに、ジャパンネット銀行もキャッシュカード一体型のVisaデビットカードを発行していますが、ジャパンネット銀行は基本的にポイントが貯まりません。

住信SBIネット銀行の外貨預金口座から支払い
米ドルに限定されますが、住信SBIネット銀行の口座に米ドルを預けておくと、アメリカなどでVisaデビットカード支払いをした際、その外貨預金口座から直接支払いをすることが可能です。

住信SBIネット銀行の外貨預金は為替手数料が圧倒的に安いので、この方法を使うと両替したり現地でクレジットカード払いをするよりも、大幅なコスト削減となります。

海外で現地通貨の引き出し
海外出張時にVISAのATMにデビットカードを入れると、現地通貨を引き出せます。

実際、デビットカード中心の支払いに切り替えるだけで、

という2つのメリットがあります。
万が一の紛失や不正利用に対しても最大1,000万円の補償が付いているので安心して利用できます。

最短当日中の融資が受けられるレンディングワン

レンディングワン

住信SBIネット銀行が提供している中小企業向け融資サービスの「レンディングワン」は、トランザクションレンディングの仕組みを導入した、ネット銀行ならではの借入手段です。

レンディングワンの融資を活用することで、資金繰りの改善や在庫不足の解消を実現できます。

現在は住信SBIネット銀行 法人口座の保有者かつクレジットカード決済代行会社「ZEUS(ゼウス)」利用者が対象となるので、個人事業主を含むそれ以外の方は利用できません。

しかし、レンディングワンはクレジットカード決済のゼウスの売上データを元に融資審査を行うため、借入条件がとても良いのが特徴です。

返済期間は最長7ヶ月未満となっており、利用用途は「運転資金」となります。

借入の返済も、毎月のゼウスの売上金額から返済に回るので、遅延が起きにくく安心です。

利用できるビジネスサービス

ビジネス

続いて、住信SBIネット銀行の法人口座が提供しているビジネス関連のサービスをまとめます。

海外送金サービスは手数料が高め

海外送金

グローバルにビジネスを展開している場合、海外送金(外貨送金)サービスを使うこともあると思います。

住信SBIネット銀行の法人口座でも海外送金サービスを提供していますが、他のネット銀行と比較すると少し手数料が高めの印象を受けます。

楽天銀行法人ビジネス口座と比較してみると、その差は一目瞭然です。

手数料住信SBIネット銀行楽天銀行
送金手数料2,500円1,000円
リフティングチャージ2,500円2,500円
中継銀行手数料2,500円1,000円
サービス利用料月額2,500円無料

※リフティングチャージ = 円貨送金時に発生する手数料

この点は住信SBIネット銀行のデメリットと言えるので、海外送金を中心に使いたい場合はその他の銀行を検討することをおすすめします。

最も、大手銀行と比較すると3割ぐらい安いので、これでも十分安いと言えますが、海外送金は楽天銀行が強いですね。

大規模な取引に耐える総合振込サービス

総合振込

法人口座ならではのビジネスサービスとして「総合振込サービス」があります。最大数千件規模の大規模な振込を1回の手続きで完了できるため、利用メリットの大きいツールです。

住信SBIネット銀行の総合振込は、大規模な事業者ほど恩恵が受けられるのが特徴です。

一回あたりの最大振込件数は9,999件です。楽天銀行やジャパンネット銀行と言った他社のネット銀行は1回あたり最大3,000件となっているため、住信SBIネット銀行の方が高機能です。

また、他社の総合振込は電子証明書に対応していませんが、住信SBIネット銀行は電子証明書が使えるのでセキュリティは高いです。

さらに、住信SBIネット銀行は振込手数料が安いので、振込件数が大きいほど数円、数十円といった振込手数料の差が効いてきます。

ただし、住信SBIネット銀行の総合振込は月額3,000円+税が必要です。この金額は他社と比較しても高めなので、やはり大規模な事業者向けと言わざるを得ません。

セキュリティ対策は現時点で最強

セキュリティ

住信SBIネット銀行は、私が考えるに現時点で最強のセキュリティを提供しています。

現在は、トークンを使った「ワンタイムパスワード」が主流です。しかし、最近はワンタイムパスワードを抜き取って不正送金をする手法も出現しています。(ワンタイムパスワードは大手銀行も採用しているので安心できません)

しかし、住信SBIネット銀行は独自に「スマート認証」というアプリを開発しています。スマート認証は、スマートフォンで使える無料アプリです。

パソコンから住信SBIネット銀行の口座から振込をすると、スマートフォンに通知が届きます。本当にその内容が正しいかどうか確認し、スマートフォンで「承認」ボタンを押すと振込が実行される仕組みです。

この方法は、ワンタイムパスワードが存在しないので、ワンタイムパスワードが抜き取られないこと、そして「承認」アプリがスマホになっており、コンピューターと物理的に離れているので、パソコンがウイルス等に感染していても安全という利点があります。

また、スマート認証アプリには「ログインロック」機能が付いており、自分が使う時以外はログインできない状態にしておけます。

銀行取引があった時はメールで通知されるので、もし身に覚えがない通知が届いたら、外出中でもスマホからすぐにログインロックをしてしまえば、被害を最小限にすることも可能です。

三井住友信託銀行との共同設立

安心

ネット銀行の利用に不安を感じている経営者の方も多いと思います。

しかし、住信SBIネット銀行は金融大手のSBIグループと、三井住友信託銀行が共同で設立しており、出資比率も50%ずつとなっています。

つまり、言い換えれば「三井住友信託銀行のネット専用支店」と言っても間違いではありません。このように考えると、信用度もかなり高く感じられるのではないでしょうか。ちなみに、SBIグループも「SBI証券」で知名度が高い東証一部上場の会社です。

口座開設に必要な書類(審査厳しめ)

会社を設立したばかりでも口座開設はできますが、必要書類が多いです。また、他の銀行の法人口座を作ってからでなければ住信SBIネット銀行には口座開設できません

提出書類の多さでは、他のネット銀行よりも敷居が高く感じられます。(その分しっかりしているとも言えますが)

口座開設に必要な書類

  • 履歴事項全部証明書(発行日より3ヶ月以内の原本)
  • 法人の印鑑登録証明書(発行日より3ヶ月以内の原本)
  • 株主名簿または出資者名簿(コピー)
  • 法人名義の他行口座通帳または取引明細書(コピー)
  • 代表者の本人確認書類のコピー(運転免許証、パスポートなど)

これらすべてが必要です。
また、代表者以外に取引担当者がいる場合は、追加で「取引担当者の本人確認書類のコピー」も添付します。

さらに、設立後半年以内の法人は下記の4つから1つを追加で添付します。

  • 所轄税務署あての法人設立届出書(控)(コピー)
  • 所轄税務署あての青色申告承認申請書(控)(コピー)
  • 主たる事務所の建物登記簿謄本(発行より3ヶ月以内のコピー)
  • 主たる事務所の建物賃貸借契約書(コピー)

また、住所がバーチャルオフィスだと審査に通りにくい旨の記載が公式サイトにあります。

登録いただいた住所がバーチャルオフィスに該当する場合等、当社判断にて口座開設をお断りする場合もございます。なお、口座開設の審査結果の詳細は、開示しておりません。

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