ネット銀行の倒産を心配する事業者に伝えたい銀行出資者リスト

ビジネスマン

ネット銀行の利用に不安を感じていませんか?

最近では、若い会社経営者・個人事業主の方を中心にネット銀行法人口座をメインバンクにしている人が増えています。なぜなら、小規模事業者にとってネット銀行の安い振込手数料・ATM手数料等は大きなコスト削減に繋がるからです。

そして、ネット銀行の利用に不安を感じる理由として「将来倒産するのではないか?」といったものがあります。しかしその点については問題ありません。

ネット銀行は財務健全性も良好ですし、それよりも安心感に繋がるのは、基本的にネット銀行は大企業によって設立されているからです。

ネット銀行の出資者リストまとめ

ネット銀行はメガバンクや地方銀行と比較して歴史が浅いのは事実です。

しかし、その設立に携わっているのはメガバンクのような大企業ばかりであるという事実はあまり知られていません。

ジャパンネット銀行

ジャパンネット銀行

「ジャパンネット銀行」と聞いて、どこのベンチャー企業だ?と思う方もいるかもしれません。しかし、ジャパンネット銀行は国内で初めて誕生したネット専業銀行で、設立にはYahoo!JAPANと三井住友銀行が携わっています

ジャパンネット銀行の出資者リスト

  • 三井住友銀行 41.16%
  • Yahoo!JAPAN 41.14%

上記のように、三井住友銀行とYahoo!JAPANが共同で出資し設立しています。また、その他の株主として、

  • 日本生命保険 6.97%
  • 富士通 4.65%
  • NTTドコモ 2.32%
  • NTT 2.32%
  • 三井住友海上火災保険 0.46%
  • 三井生命保険 0.46%
  • 住友生命保険 0.46%

と、名だたる企業の出資によって設立されているのがジャパンネット銀行です。

ちなみに、ジャパンネット銀行は直近5年間(平成24年~平成28年)は黒字となっています。

住信SBIネット銀行

住信SBIネット銀行

住信SBIネット銀行は名前の通り、金融大手のSBIホールディングスと三井住友信託銀行によって設立されています。

SBIホールディングスは、ネットを活用した様々な金融系サービスを手がけている会社です。その中でも有名なのはネット証券No.1のSBI証券です。

その他、投資信託情報サイトのモーニングスターや資産運用の相談窓口であるSBIマネープラザなど、一度は見たこと聞いたことがあるサービスだと思います。三井住友信託銀行の知名度は言うまでもありません。

住信SBIネット銀行の出資者リスト

  • 三井住友信託銀行 50.00%
  • SBIホールディングス 50.00%

SBIと三井住友信託銀行が半々ずつ出資しています。

楽天銀行

楽天銀行

元々「イーバンク」という名前だったのですが、楽天が買収したことによって名称が変わった「楽天銀行」。

その株主はもちろん楽天で出資比率は100%です。つまり、楽天銀行は楽天の完全子会社となっています。

楽天がベンチャー企業と呼ばれていたのも今は昔。現在は楽天市場や電子マネーのEdyを始めとする数多くのサービスを提供する、巨大企業です。

イオン銀行

イオン銀行

イオン銀行は設立当初はイオン100%出資のネット銀行でした。

しかし、2013年にイオンクレジットサービスとの経営統合をおこない、現在はイオンフィナンシャルサービスの事業部門の一つとして営業しています。

イオンフィナンシャルサービスは単独で上場しているので、個人投資家をはじめ多くの人からの出資を受けていますが、イオンが4割を出資するグループ企業です。

イオン銀行の事業だけでなく、イオンカード(クレジットカード)や銀行ATM、そして電子マネーWAONなど、イオングループの金融業務を総合的に担っているのが、イオンフィナンシャルサービスです。

セブン銀行

セブン銀行

セブン銀行は東証一部に単独で上場しているネット銀行です。

セブンイレブンが38%、そしてイトーヨーカドーやヨークベニマルといったセブン&アイグループの会社が合計4割り程度の出資をしています。

日本一のATM設置台数を誇っており、すでにセブン銀行のATM事業はインフラ化していると言っても過言ではありません。

もし、セブン銀行が倒産の危機に陥ったとしても、セブン&アイグループが救済に乗り出すか、支援をしたがる他の銀行は山ほどあるでしょう。

とは言っても、セブン銀行は財務健全性が高く黒字経営を続けていますから、倒産の可能性は極めて低いです。

オリックス銀行

オリックス銀行

オリックス銀行はオリックス100%出資の会社です。

元々は「山一信託銀行」の名称で山一證券グループの会社でしたが、山一證券が廃業となったことに伴い、1998年にオリックスが買収、「オリックス信託銀行」の名称で経営を続けていました。

しかし、ビジネスモデルとして信託業務の扱いが少なくなったことから、2011年に「オリックス銀行」へと商号変更をし、現在に至ります。

その他

法人口座が開設できるネット銀行は上記のみなので、他の銀行についてはここでは詳しく触れませんが、

ソニー銀行
ソニーグループ。ソニー生命やソニー損保を展開するソニーフィナンシャルホールディングスが経営。ちなみに、ソニーFHは単独で東証一部に上場しています。

じぶん銀行
設立から現在に至るまで、KDDIと三菱東京UFJ銀行が50%ずつを出資して株主となっています。

大和ネクスト銀行
大和証券グループ本社100%出資の完全子会社です。

となっており、いずれもネット銀行は大企業のグループ会社であることが多いです。

いかがでしたか?

ビル

ネット銀行はまだまだ知名度が低いため、「大切なお金を預けて本当に大丈夫なのか?」と思ってしまう気持ちもわかります。

しかし、株主一覧を見てみると、日本を代表する大手企業のグループ会社であったり、東証一部に単独上場しているネット銀行ばかりです。

また、市場規模が拡大していることや、銀行を一から設立することは法的な手続きが困難であると言われていることからも、将来的にネット銀行が窮地に陥ったとしても、買収したがる会社はたくさんあるのではないかと思います。

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