Dropbox、Googleドライブ、OneDriveは何が違う?オンラインストレージ比較

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オンラインストレージ

数年前は、オンラインストレージにデータを保存すると、データ消失のリスクや情報漏えいの可能性があると指摘する人が多かったです。

しかし現在では、個人から大企業まで幅広い利用者がオンラインストレージにファイルを保管しています。

クラウド上に保存するファイルの中には、プライベートな写真のデータだけでなく、企業間でやり取りするようなデータも含まれます。

Googleが発表した情報によると2017年の時点でGoogleドライブの月間アクティブユーザーは8億人とのことです。

この記事では、主要なオンラインストレージである、

  • Drobox
  • Googleドライブ
  • OneDrive
  • Amazon Drive
  • iCloud Drive

を比較します。

当サイト「今日の経営」はビジネス情報を提供するサイトですので、主にビジネスシーンでの利用を想定し、比較を行います。

Googleドライブの無料枠は15GB

Googleドライブ

いずれのオンラインストレージも、無料で使えます。

無料プランの場合、ストレージ容量が少ないのですが、Googleドライブだけは無料枠で15GBの容量が割り当てられます。

無料のストレージ容量

  • Drobox:2GB
  • Googleドライブ:15GB
  • OneDrive:5GB
  • Amazon Drive:5GB
  • iCloud Drive:5GB

OneDriveはマイクロソフトが提供、Dropboxも2018年にNY証券取引所に上場しましたので、企業としての信頼性は問題ないと思います。

また、いずれもオンラインストレージも、過去に大規模なハッキングの被害にあったことはなく、サービス提供開始時から安全に利用されています。

無料の利用枠を比較すると、Googleドライブが圧倒的に多く、Dropboxはやや少ないです。

ちなみに、Googleドライブは「オンラインストレージ・Gmail・Googleフォト」の3つのサービスがストレージ容量の消費対象です。

これら3つのサービスの容量を合計して15GBまで利用できる仕組みとなっています。

写真の保存容量は無制限?

Googleは「Googleフォト」というサービスを提供しています。

撮影時の画質をそのまま保存する場合、Googleドライブのストレージ容量を消費します。

しかし、Googleフォトで「高画質(元の画質ではないが高画質を保つ設定)」に設定した場合、写真の保存容量は無制限になります。

また、Amazon Driveは、Amazonプライム会員に入会している場合、写真の保存容量が無制限になる「プライムフォト」が使えます。

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有料プランはどこが安い?

選択

オンラインストレージは、有料プランに加入することで容量を増やせます。

しかし、料金プランは各社が常に競っており、段階的に値下げとなるため、一概にどこが安いとは言えない状況です。

個人的には、ストレージ容量の大きさで選ぶよりも、使いやすさや同期の速さといったサービス面で選ぶのがおすすめだと考えています。

Dropbox
個人向けの有料プランとして「Plus」と「Professional」があります。どちらも追加のストレージ容量は「1TB」です。

「Plus」と「Professional」は、ストレージ容量容量ではなくサービス面で差をつけています。

例えば、上位プランの「Professional」を選択すると、ストレージ内の全文検索や、スマートシンクといった追加機能が使えます。

また、ビジネス用プランとして「Dropbox Business」が用意されています。

ビジネスプランは、プランによってストレージ容量が2TB~無制限になります。

Googleドライブ
グーグルは2018年、有料プランのサービス名を「Google One」に変更し、料金の大幅な値下げに踏み切りました。

Google Oneでは、追加のストレージ容量を100GB~2TBまで購入できます。

また、ビジネス向けでは「G Suite」を提供しています。

G Suite Businessを選択すると、Googleドライブのストレージ容量は1TB~無制限になります。

OneDrive
マイクロソフトのオンラインストレージであるOneDrive。

ストレージ容量を50GBにする有料プランもありますが、最新のOffice製品が使える「Office365」にすると、1TBの容量が利用可能となります。

有料プランのOffice365には、個人向けとビジネス向けがありますが、ビジネス向けの方が少し安いです。(個人でもビジネスプランに登録できます)

よって、OneDriveで追加容量を購入する場合は、個人利用でもビジネスプランの利用がおすすめです。

OneDriveはMacやiPhoneアプリとしても問題なく使えます。

Amazon Drive
Amazon Driveは、ストレージ容量の追加に応じて段階的に利用料金が上がります。

保存ファイルが写真中心であれば、年間3,900円のプライム会員に登録するのがおすすめです。

プライム会員になると、「プライムフォト」が利用できるので、オンラインストレージの容量を消費せず、写真を無制限にアップロードできます。

ただし、Amazonは現時点でビジネス向けのプランを提供していません。

個人で利用する分には他のオンラインストレージと大きく違いはありませんが、ビジネスでチーム利用する場合、Amazon Driveは機能面で見劣りします。

将来的に、ビジネス利用に最適化されたAmazon Driveが登場するかどうか、楽しみです。

iCloud Drive
最大2TBまでの追加容量を購入できます。

iCloud Driveはもともと、個人利用を想定して作られているので、ビジネス利用目的で組織としてiCloudを使っているという話は聞いたことがありません。

Mac・iPhoneはもちろん、Windows版のアプリケーションもありますが、実はAndroid向けのアプリは提供されていません

iCloud DriveのファイルをAndroidに移行するためのソフトも第三者が提供していますが、将来的にiPhoneからAndroidへの乗り換え可能性がある場合、iCloud Driveは選択しづらいです。

このように比較してみると、iCloud DriveだけがAndroidアプリを提供していないという点で不便を感じます。

その他のクラウドストレージは料金こそ若干違うものの、ほぼ横並びの状態ですので、自分が使いやすいサービスを選択するのがおすすめです。

オンデマンドに強いOneDrive

OneDrive

オンラインストレージは、あらゆる端末でファイル・フォルダを自動的に同期してくれます。

しかし、この「同期」によって通信容量を大きく消費してしまう問題があることは、あまり知られていません。

私は外出先で、テザリングを使って、携帯電話の通信網でノートPCでの作業をすることが多いです。

しかし、オンラインストレージの同期が原因で、携帯電話の月間の利用可能容量をオーバーしてしまうという問題に直面しました。

この問題を解決してくれたのが「オンデマンド機能」と呼ばれるものです。

デバイス間で大量のファイルを同期させると、通信帯域を大きく食ってしまいます。

これによって、一時的にネット接続が遅くなったり、モバイルWi-Fiやテザリングを使っている場合は、制限がかかることもあります。

しかし現在では、徐々に「オンデマンド機能」に対応するオンラインストレージが増えています。

オンデマンド機能とは?

オンラインストレージのファイルを完全同期せず、ファイル自体はクラウド上で保管する機能です。

これによって、オンラインストレージに2TBのファイルを保存しても、パソコンやモバイル端末のストレージ容量は一切消費せず使えるようになります。

つまり、2TBのストレージ容量を購入するということは、オンライン上に「2TB分のファイル保管庫」を持つようなものとなります。

ファイルを使いたい時は、そのままダブルクリック(もしくはタップ)するだけで、瞬時にそのファイルがダウンロードされ、そのファイルを開けます。

また、ローカルで管理したい(常にダウンロードした状態にしておきたい)ファイルを指定することも可能です。

必要なファイルだけを必要な時にダウンロードして使うので、通信帯域の大きな節約につながります

記事執筆時点(2018年6月)でオンデマンド機能に対応しているサービスは以下の通り。(筆者が確認できたもののみ)

OneDrive
無料プランでも利用可能。OneDriveの設定で「ファイル オンデマンド(容量を節約し、ファイルを使用するときにダウンロード)」にチェックを入れる。
Dropbox
ProfessionalまたはBusinessプランでのみ使える。Dropboxでは「スマートシンク」と呼ぶ。
Google Drive
G Suite(ビジネス向け)のみ対応。「ドライブファイルストリーム」という名前。

将来的に、他のオンラインストレージもオンデマンド機能を提供する可能性は十分あります。

しかし現時点では、マイクロソフトのOneDriveを除いて、上位プランまたはビジネスプランのみで、この機能が使えるようになっています。

これまで、PCやスマホを購入する時は「ストレージ容量」を気にする必要がありました。

しかし、オンデマンド機能があれば、端末のストレージ容量を一切気にすることがなくなります。

機種変更や新規PCの購入時に、最もストレージ容量の小さい端末を買ったとしても、オンラインストレージ上に十分過ぎるほどの保存領域を確保できるで、問題ありません。

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Googleドライブは検索に強い

検索に強いGoogleドライブ

さまざまなクラウドストレージを使ってみて感じたのは、「検索の使いやすさが大きな武器になる」ということです。

そして、検索精度の高さにおいてはGoogleドライブが圧倒的に優れています

Googleは検索エンジンの世界最大手です。自然言語での高い検索精度は、Googleドライブにも受け継がれています。

マイクロソフトのOneDriveやDropboxでも検索を試してみたのですが、ヒットするはずのファイルがヒットしないという状況が多々ありました。

各社ともクラウドストレージの検索精度は力を入れて改善していると思います。

しかし、マイクロソフトが提供している検索エンジン「Bing」の検索結果を見ても、精度が高いとは言い難いのが現状です。

また、DropboxもProfessional以上のプランで「全文検索」が使えるのですが、なぜか検索でファイルがヒットしないことが多いです。

日本語対応が後回しにされているだけなのかもしれませんが、Googleドライブとその他のオンラインストレージの差は、現時点でかなり開いているというのが個人的な印象です。

GoogleドライブはAI(人工知能)の導入にも積極的で、すでに英語版では自然言語によるAIのサポートが使えるようになっています。

例えば、スプレッドシートで「売上が一番多い人は誰?」と入力すると、質問に対する回答をグラフ付きで返してくれるといった具合です。

近い将来、日本語サポートも行われると思いますので、より使いやすくなることが期待できます。

また、Googleドライブにアップした画像・PDFなどのファイルは、自動的にOCR処理が行われますので、テキストによる検索が可能となります。

自動OCRは、OneDriveも対応していますが、Dropboxは対応していません。(DropboxはBusinessプランで書類スキャンを実施した場合のみOCR可能。ただし日本語には未対応)

上記の理由から、検索を使ったファイルの探しやすさでは、Googleドライブが一歩リードしていると思います。

検索の速さ・精度の高さ

Googleドライブ > OneDrive >> Dropbox

※管理人の個人的な印象です

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共有時のパスワード設定

Dropbox

オンラインストレージは「ファイル共有」に向いています。

特定のファイルや写真をシェアする場合、以下のようなシチュエーションが考えられます。

  • 誰でも見られるようにしたい(ネット上に公開したい)
  • 逆に、特定の人だけが見れるようにしたい(安全にファイル共有したい)
  • 相手がアカウントを持っていなくてもパスワードをかけて安全に共有したい
  • 後からファイルを削除できるようにしたい

単純に画像を送る程度であれば、LINEなどの個人間サービスでもあたりまえのように実現できます。

しかし、ビジネスシーンで使う「エクセルファイル」などは、LINEでは共有できません。

メールでファイル添付すると、大容量のファイルを送るのが難しくなります。また、一度相手にファイルを送信すると、そのファイルを後から削除することはできません。

そこで必要になるのが、どのようなシチュエーションでも安全にファイル共有できる「ファイルサーバー」としてオンラインストレージです。

ファイル共有としての機能は、現時点でDropboxが最も優れていると思います。(最も簡単で共有設定のバリエーションが多い)

また、マイクロソフトのOneDriveも機能拡充に力を入れており、様々な方法でのファイル共有が可能です。

誰でも見られるようにしたい(ネット上に公開したい)
すべてのオンラインストレージで実現可能です。

特定の人だけが見れるようにしたい(安全にファイル共有したい)
アカウント所有者同士で共有できます。対応しているのは、Dropbox、Googleドライブ、OneDrive、iCloud Drive。

パスワードをかけて安全に共有したい
相手がアカウントを持っていなくても、パスワードで共有できます。対応しているのは、Dropbox、OneDriveだけ。(だと思う)

後からファイルを削除できるようにしたい
すべてのオンラインストレージで実現可能です。

GoogleドライブやiCloud Driveは現時点で、GoogleアカウントまたはApple IDを所有している人に対してのみ、安全な共有ができます。

Amazon Driveは現時点で、誰でもアクセス可能な共有リンクしか発行できません。(ただし、リンクURLはランダムなものとなっているため、基本的には誰かが教えない限りは知りえないものとなっています)

これらのサービスを利用する場合は、例えばエクセルファイルそのものにパスワードかけておくなどの安全策を取りましょう。

ビジネスシーンでは、相手がGoogleアカウントを持っていないことも多いです。

DropboxやOneDriveなど、相手がアカウントを持っていなくてもパスワードでファイル共有できるオンラインストレージがおすすめです。

次の記事は「G SuiteとOffice365の違いを比較、どちらを選ぶべき?」です。

オンデマンド機能やパスワードを設定したファイル共有などがあるOneDriveは、高機能なオンラインストレージです。

Office365を使うと、最新版のエクセル・ワード・パワポが使えるだけでなく、OneDriveの容量も大きくアップします。

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最後まで読んでいただきありがとうございました

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