チラシやフライヤーを安く印刷するには?ネット印刷できれいなチラシが格安で作れます

※記事内に広告を含む場合があります

チラシ

自社商品の販促で、チラシやフライヤー、DMなどを制作することがあります。

チラシやフライヤーを制作する場合、みなさんはどうやって制作から印刷までを行っているでしょうか?

最近は、高品質・低コストのネット印刷が登場しており、印刷からポスティングまでをすべて請け負ってくれます。

特に店舗を運営している自営業者にとっては、販促費は大きな負担の一つであり、広告宣伝費を合理化するだけでもライバル店舗に差をつけることができます。

今回紹介する方法を活用すれば、チラシの制作費用・印刷代・ポスティング費用などを削減でき、また大幅な業務効率化の実現が可能です。

ネット印刷の定番であるラクスル

高品質・低コストのネット印刷で有名な会社が「ラクスル」です。

ネット印刷がメインのサービスとなりますが、現在はデザインからポスティングまで、事業者の販促を総合的にサポートする企業となっています。

ラクスルのチラシが安い理由

ラクスルの仕組み

出典:ラクスル

低価格 = 品質が悪い」と誰もが考えると思います。私も「価格が安いということは品質が悪いのかな・・・」と思っていました。

しかし、ラクスルはこれまでと違う仕組みを築いたことで低価格・高品質を実現しているため、注目されています。

ラクスルが築いた仕組みとは、「ネット注文+印刷会社の非稼働時間を使う」というビジネスモデルです。

実は、ラクスルは自社で印刷を請け負っているわけではありません。実際に印刷を行うのは、ラクスルと提携している100社以上の印刷会社です。

ラクスル自身は、ネットで大量の注文を受注し、それらを提携している印刷会社に委託します。

一般的にチラシやフライヤーの印刷料金は、部数に応じて単価が変わります。大量に印刷すればそれだけ1枚あたりの単価も下がる仕組みです。

しかし、ラクスルでは「部数による単価引き下げ + 出荷日による単価引き下げ」で最終的な印刷料金が決まります。

印刷部数を多くするほど安くなるという点は一般的な印刷会社と同じですが、ラクスルでは出荷日が遅くてもよい場合はさらに安くなるという、少し変わった料金設定です。

これは、ラクスルが提携している印刷会社の非稼働時間を活用することで、低価格を実現しているからです。

利用者にとっては、安く印刷できるメリットがあり、印刷会社にとっては機械を稼働させていない「非稼働時間」に機械を動かすことにより、収益を得るチャンスが広がるという、3方よしの仕組みです。

この仕組みが評判となり、ラクスルは期待のベンチャー企業として知名度を高めています。

また、利用者属性を見ても個人事業主や小規模法人の利用が多いこともわかります。つまり、ラクスルは小さな事業者にとって大きな味方なのです。
ラクスルの利用者属性

利用開始から印刷までの流れ

ラクスルでネット印刷をする流れを簡単にまとめておきます。

  1. 印刷用データを用意する(無料会員登録)
  2. 注文(用紙、部数、出荷予定日などを選択)
  3. データをアップする
  4. 料金を支払う
  5. 印刷・出荷

しかし、印刷がどれだけ低価格・高品質にできても、

  • 自分でチラシを作れない
  • チラシを配布する時間がない

などの問題があります。
ラクスルでは、チラシの制作や配布(ポスティング)までを手がけているので、自分で用意できない場合はすべてラクスルにお任せできます。

多彩なテンプレートを無料提供

デザイン・印刷・ポスティング

どんなデザインのチラシがいいか、よくわかっていなくても大丈夫です。

ラクスルの「かんたん自動作成」なら、ラクスルのサイト上でテンプレートを選び、 写真と文字を入れるだけで完成します。

プロの作った1,000を超えるデザインテンプレート、4050万点の画像・イラスト素材が利用できます。

すべて、ネットから24時間いつでも注文可能です。

オリジナルデザインのチラシを作る
データ作成ソフト(Photoshopm、illustratorなど)を持っていれば、ラクスルのサイトから印刷用テンプレートをダウンロードして自分で印刷用のデータを作成できます。

データ作成ソフトを持っていなくても、オンラインデザインを利用してデータを作成できます。

例:A4サイズ、1,000部、片面カラー税込:2,710円~
用紙サイズ(A3・A4・A5・B4・B5の5サイズに対応)
紙の質、紙の厚さ、カラー/モノクロ、片面/両面、部数、納期などが選べます。お届け日が遅くなるほど割安になります。

データ修正について
ラクスルではデータの編集・修正は行っていないので、自分で修正する必要があります。印刷前にデータで確認できるので、その段階でキャンセルも可能です。

デザイナーにチラシデザインを作ってもらいたい場合は、クラウドソーシングを活用する方法も個人的にはおすすめです。

クラウドソーシングであれば、ラクスルのデザインテンプレートよりもさらにオリジナルで思い通りのデザインのチラシが作れます。

たとえば、クラウドソーシング大手のランサーズであれば、

  • 片面:22,000円~
  • 両面:27,500円~
  • 4ページ:38,500円~

※料金は税込

でチラシの制作が可能です。
ランサーズの場合は「コンペ形式」と言って、最初にデザインイメージを伝えるだけで、複数のデザイナーからさまざまなチラシの提案が集まります。

集まった提案のなかから1つを選択し、当選者に上記の費用をお支払する形なので、デザインのバリエーションや修正回数を考えても、クラウドソーシングの方がお得になると思います。

クラウドソーシングで作ったデザインデータは、そのままラクスルに入稿できます。

ポスティングや新聞折り込みにも対応

ポスティング

ポスティングや新聞折込チラシもラクスルから直接発注できます。

ポスティングについては1,000部7,900円~の格安料金なので、個人事業主や小規模法人の方でも手軽にチラシを配布できます。

料金は印刷部数や日程によっても変わるのですが、試しに私の経営している会社があった「大阪市福島区」中心部で見積もりをとってみました。

例:ラクスルのポスティング・新聞折込の料金(大阪市福島区の中心部)

ポスティング
配布部数:5,410部
料金(印刷・配布合計):39,055円
印刷単価:1.7円
配布単価:5.5円

新聞折込
折込部数:8,700部
料金(印刷・配布合計):54,748円
印刷単価:3.1円
配布単価:3.2円
銘柄:朝日新聞・産経新聞

※料金は印刷部数や日程、地域によって変わります。

新聞折込は、折込を入れたい新聞の銘柄も指定できます。
配布部数など希望の条件を入力してネットでそのまま注文するだけで、地域にポスティング・新聞折込が行えるのが非常に便利です。

経費を減らして利益を増やす

ラクスルでは、ほかにも冊子・名刺・封筒・ポスター・販促グッズなどさまざまな印刷商品を注文できます。

利益を10%増やすことは簡単ではありませんが、経費を10%引き下げることができれば、実質的には利益を10%増やしたのと同じです。

ネットサービスやITツールをうまく活用して、より良い事業展開を目指してください。

ラクスル 公式サイトはこちら

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この記事の執筆者

執筆者の詳細プロフィール
26歳の時に右も左もわからない状態で個人事業主になりました。2年後、株式会社クートンを設立し、現在10期目です。「いい人」がたくさんいる世界の実現が目標です。「人の価値とはその人が得たものではなく、その人が与えたもので測られる」 - アインシュタイン 姉妹サイト「1億人の投資術」でも記事を書いています。

より良い情報をお届けするため、川原裕也 がメンテナンスを担当いたしました。( 更新)

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