Mac(マック)で使える会計ソフトのおすすめは?青色申告ソフトは確定申告の味方

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MacBook

確定申告には、青色申告ソフト(または白色申告ソフト)があると便利です。

最近では、多くの個人事業主の方がMac(マック)を使っていますので、会計ソフトにもMac対応のものが増えています。

特に評判なのが、インストール不要の「クラウド会計ソフト」です。クラウド会計ソフトであれば、Windows、Macを問わずに利用できます。

また、将来的にMacからWindowsに乗り換えた場合でも、改めて購入し直す必要がありません。

もちろん、インストール不要なのでコンピューターの機種を変更しても面倒な手続きは不要です。インターネット環境さえあれば、どの端末、どの場所からでもIDとパスワードを使って会計ソフトにログインできます。

Mac(マック)対応の会計ソフト

Mac(マック)対応の会計ソフトを利用者の口コミ評判をあわせて紹介します。

現在は多くの方がクラウド型の会計ソフトに移行しています。

「クラウド型はセキュリティが心配」だと感じる方もいるかもしれません。しかし、すでに何十万もの個人事業主・法人が導入しているにも関わらず、セキュリティ面での問題はこれまで聞いたことがありません。

また、私も法人の会計ソフトにクラウド型を使っていますが、特に問題は感じていません。

freee(フリー)

freee

おすすめ度:★★★★★

・クラウド型

・有料課金で45万を超える事業所が導入する人気の確定申告ソフト

・有料プランになると確定申告やソフトの使い方も安心サポート

【利用料金】
各プランとも無料お試し期間あり
スターター 月額1,628円
スタンダード 月額2,948円
プレミアム 年間払い43,780円

※税込です。

多くの事業者が利用するクラウド型の確定申告ソフトであり、口コミでも高い評判を得ているのがfreee(フリー)です。

ブラウザを使ってfreeeのサイトにアクセスし、ID・パスワードでログインして使うので、WindowsやMacに関係なく利用できます。

また、レシートをスマホのカメラで撮影するだけで、その文字を読み取り会計ソフトに反映するアプリも提供しており、初めての方でも安心して確定申告用の帳簿作成ができます。

30日間の無料プランを上手く使うことで確定申告を行うことも可能ですが、有料プランになると制限なく数多くの機能が使えます。

経費を節約したい方は、「確定申告の時期に1ヶ月だけ有料プランになる」という使い方でもよいでしょう。

freeeを使うと、各種レポートをグラフィカルに閲覧できたり、クレジットカードや銀行口座の明細データを自動的に帳簿に反映してくれます。

半自動化の帳簿作成によって、知識がない方でも簡単に確定申告に必要な決算書や確定申告書類の作成が可能です。

▼freee(フリー)利用者の口コミ

freeeで開業届作成してんけどめちゃくちゃ簡単に作れたから、確定申告もこれで作ろうかな。みんな何使ってんやろ?

— 松本 一志 (@taropi14) 2018年1月31日

freee(フリー) 無料お試し

マネーフォワードクラウド確定申告

マネーフォワードクラウド確定申告

おすすめ度:★★★★★

・確定申告、請求書作成、給与計算、経費精算、マイナンバー管理、債務支払い、社会保険事務などの機能が使える

・上場企業が提供する確定申告ソフトなので安心

・フリープランの制限が比較的ゆるめ

【利用料金】
「パーソナル」プランと同等の1ヶ月無料トライアルあり
パーソナルミニ 月額1,408円(年間払い11,880円)
パーソナル 月額1,848円(年間払い16,896円)
パーソナルプラス 年額39,336円

※税込です。

マネーフォワードクラウド確定申告は、freee(フリー)と並んで個人事業主に人気が高い会計ソフトです。私の会社でも法人向けの「マネーフォワードクラウド会計」を導入しています。

IDとパスワードを使ってログインするタイプの確定申告ソフトなので、Macを使っている方でも問題なく利用できます。

マネーフォワードクラウドシリーズを手がけるマネーフォワードは2017年に上場を果たしており、以前よりもさらに社会的な信用度が増しています。

クレジットカードや銀行口座の明細を自動的に取り込み、帳簿に反映する機能はマネーフォワードクラウド確定申告にも搭載されています。

マネーフォワードクラウド確定申告の優れている点は、会計ソフトだけでなく「請求書作成、給与計算、経費精算、マイナンバー管理」ツールも合わせて使えることです(すべて基本料金に含まれます)。

請求書作成ツール「マネーフォワードクラウド請求書」で発行した請求書や、「マネーフォワードクラウド経費」を使って、レシートをスマホのカメラで撮影するだけで、あらゆる取引を自動仕訳の対象にできます。

個人向けに複数の料金プランがありますが、最安プラン「パーソナルミニ」でも問題なく確定申告できます。

「パーソナルミニ」では、確定申告ソフトの一部の機能と、請求書作成ツールの一部機能が使えます。

「パーソナル」なら、確定申告ソフト・請求書作成ツールの全機能が利用可能です。

最上位プラン「パーソナルプラス」ではさらに「あんしん電話サポート」が使えます。

また、マネーフォワードクラウド確定申告は無料プランの制限がゆるい特長があります。

仕訳の登録が年間50件まで」という制限を気にしない方(取引が少ない方)であれば、無料プランでも確定申告できます。

利用者の口コミ評価を見ても、マネーフォワードクラウドの評判はかなり良いという印象を受けます。

▼マネーフォワードクラウド確定申告 利用者の口コミ

簿記の知識はなかったけど3年前からはマネーフォワードクラウド確定申告で青色申告してかなり楽になった。収入はすべて振込だし経費になりそうな買い物はクレカ払いなのでほぼ自動で楽。あとは印刷前にミスがないかチェックするだけ。

— カズ (@kazuphonic) 2018年2月6日

やよいの青色申告オンライン

弥生

おすすめ度:★★★★★

・クラウド型

・業界No.1のシェアを誇る大手会計ソフト

1年間は無料で使える(1回目の確定申告は無料)

【利用料金(1年目)】
セルフプラン 無料
ベーシックプラン 無料
トータルプラン 年間払い13,200円

【利用料金(2年目以降)】
セルフプラン 年間払い9,680円
ベーシックプラン 年間払い15,180円
トータルプラン 年間払い26,400円

※税込です。

確定申告ソフトを無料で使いたい方は「やよいの青色申告(やよいの白色申告)オンライン」がおすすめです。

やよいの青色申告オンラインを提供している「弥生会計」は業界でも長い歴史を誇る会社で、会計ソフトのなかでもトップシェアを誇ります。

やよいの青色申告オンラインは、「1年目はすべての機能が完全無料(機能制限なし)」で使えます。

つまり、これまでやよいの青色申告オンラインを使ったことがない方は、これだけで無料で確定申告ができます。

無料で提供されるのはサポートが一切ない「セルフプラン」と、サポートのある「ベーシックプラン」です。「ベーシックプラン」を使うと、電話・メール・チャットによるサポートが受けられます。

加えて「トータルプラン」なら、確定申告や仕訳のやり方、消費税の取り扱い方法といった「経理業務」に関する相談も受け付けてくれます。

トータルプランを選択しておけば、確定申告が初めての方や経理に関してよくわからないという方でも、税理士と契約することなく自分自身で確定申告ができます。

しかし、有料プランを選択しても、freeeやマネーフォワードクラウド確定申告と比較してコストパフォーマンスに優れています

安いからといって機能面で劣ることもなく、クラウド会計ソフトならではの、銀行明細・クレジットカード明細の自動取り込み機能をはじめ、スマホを使ってその場で仕訳の入力ができる機能も提供しています。

ただ、全体的な口コミを見ていると、freeeやマネーフォワードクラウド確定申告と比較して、やよいの青色申告オンラインは使いにくいとの意見が多いです。

この問題はいずれ解消されると思いますし、口コミによっては「マネーフォワードクラウドよりもやよいの青色申告の方が使いやすかった」という意見もあります。

いずれの会計ソフトも無料お試しができますので、一度使ってみて自分にとって一番使いやすい確定申告ソフトを選ぶことをおすすめします。

▼やよいの青色申告オンライン 利用者の口コミ

やよいの青色申告オンラインのおかげで、ようやくWinPCが不要になった。しかも、税理士さんと簡単に共有できる。便利〜。ちょっと使い勝手は悪いけど(^^;)

— Mayumi Nakano (@Lunami92) 2018年2月5日

コメント失礼します|´-`)チラッ
Macでも使えるので弥生の青色申告オンラインを使ってます。アプリ連携あるので便利ですよー!

— おこ (@oko178) 2017年5月21日

やよいの青色申告オンライン(1年間無料で利用可)

やるぞ!青色申告

やるぞ!青色申告

おすすめ度:★★★

・インストール型(ダウンロード/パッケージ)(Windowsにも対応)

・電話サポート付きで格安料金を実現

【販売価格】
節税申告フルサポートパック:ダウンロード版10,259円、パッケージ版10,459円
フリーランス・個人事業主のかんたん節税申告パック:10,780円

※税込です。

Mac・Windowsの両方に対応しているインストール型の確定申告ソフトとしては、「やるぞ!青色申告」があります。

買い切りなので、一度ソフトの購入費用を支払えば、税制改正やOSのアップデート等により動作しなくなるまで使い続けられます。

フリーランス・個人事業主のかんたん節税申告パックはメールサポートのみが付いたプランです。

フルサポートパックは、その名の通り、メール、電話やリモート操作によるサポートが付いており、不動産業や農業を営む自営業者にも対応しているソフトとなります。

歴史のある昔ながらの会計ソフトなので安心感はありますが、クラウド会計ソフトの強みである「自動取り込み」がないため、仕訳入力の手間はかかります。

ただ、継続的な支払いが発生しないため、コスト面ではインストール型の方が優れています(とはいえ、税制改正やコンピューターのOSをバージョンアップした場合は、インストール型であってもソフトの買い直しが必要となるケースがあります)。

▼やるぞ!青色申告 利用者の口コミ

無料の確定申告ソフトなら「やよい」がおすすめ

クラウド確定申告ソフト

マカー(Macユーザー)の方で、これから確定申告をするのであれば、クラウド確定申告ソフトの

のいずれかを選ぶのがおすすめです。

もし、確定申告がはじめてで無料のソフトで済ませたいという場合は「1年目に限り完全無料ですべての機能が使える、やよいの青色申告オンライン」がおすすめです。

業界トップシェアの確定申告ソフトかつ、1年間は完全無料ですべての機能が使えるのはメリットが大きいです。

ただし、これからも自営業として営業を続けていき、来年、再来年も確定申告をする予定がある方は、一番使いやすいソフトを選択するのがよいと思います。

いずれの確定申告ソフトも多くの方が使っており、決算書や確定申告書類を作成するには十分な機能が揃っています。

freee、マネーフォワードクラウド確定申告、やよいの青色申告オンラインはいずれも、無料でお試し利用ができるので、すべて使ってみて、自分と一番相性が良いソフトを見つけてください。

やよいの青色申告オンライン 公式サイトはこちら

次の記事は、「個人事業主向け、2024年版 青色申告ソフトを口コミで比較」です。

Windows利用者の方向けに書いた記事ですが、同じく、freeeやマネーフォワードクラウド確定申告、やよいの青色申告の口コミを掲載していますので、確定申告ソフトを選ぶ上での参考になると思います。

合わせてご覧ください。

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この記事の執筆者

執筆者の詳細プロフィール
26歳の時に右も左もわからない状態で個人事業主になりました。2年後、株式会社クートンを設立し、現在10期目です。「いい人」がたくさんいる世界の実現が目標です。「人の価値とはその人が得たものではなく、その人が与えたもので測られる」 - アインシュタイン 姉妹サイト「1億人の投資術」でも記事を書いています。

より良い情報をお届けするため、疾風 AI がメンテナンスを担当いたしました。( 更新)

ありがとうございます。

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