15万人の事業者が使うマネーフォワードクラウド請求書
執筆者:川原裕也 更新:
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マネーフォワードクラウド請求書は、すでに10万事業者への導入実績がある請求書作成・管理ツールです。
請求書の発送・管理は本当に面倒ですよね。毎月の請求書発行が多い事業者は、この作業にかけている時間も少なくないはずです。
マネーフォワードクラウド請求書は、1分で請求書を作成できる高機能ツールです。また、作った請求書をワンクリックで紙の請求書として郵送してくれる「郵送代行サービス」もあります。
毎月おなじ請求書を発行している取引先も多いのではないでしょうか?
マネーフォワードクラウド請求書の「毎月自動作成機能」を使えば、マネーフォワードクラウドが自動的に請求書を作ってくれます。もちろん日付や請求書No.は最新のものを設定してくれます。
見やすい画面で発行した請求書の入金状況も把握しやすいので、請求額の回収漏れの心配もありません。
マネーフォワードクラウド請求書には複数のプランが設けられているので、個人事業主や中小企業を問わず、多くの事業者が導入できます。
目次
クラウド型の請求書作成ソフトは何がいいの?
マネーフォワードクラウド請求書は、インストール不要です。
ID/パスワードを使ってログインして使う「クラウド型」なので、パソコンのスペックに関係なく利用できます。
Web上で請求書の編集・データ管理を行う仕組みなので、社内の複数の担当者で請求書を共有したり、売上レポートとして請求書の発行、回収状況を簡単に把握できます。
誰でも簡単に請求書が作れる
エクセルで請求書を作るのとは次元が違います。
マネーフォワードクラウド請求書のメリットは、請求書の作成に関する機能がすべて備わっていることです。
クオリティの高いテンプレートが揃っているので、取引先や自社とマッチするデザインを選択します。
あとは品目と金額を入力していくだけで完成します。1通作成するのに必要な時間は1分。リアルタイムで完成画面をプレビューしながら作れるので、パソコン操作が苦手な人でも直感的に請求書作成が行えます。
消費税の計算などもマネーフォワードクラウド請求書が自動的にやってくれるので、電卓を叩く必要はありません。
また、一度登録した取引先の名前や住所、そして品目の詳細や金額などは2回目からは自動入力されるので、使うたびに手作業が少なくなります。
請求書以外にも、見積書、納品書、領収書の作成が可能です。
会社のロゴマークや印影も添付できるので、印鑑付きの本格的な請求書が完成します。
漏れのない請求書管理を実現
マネーフォワードクラウド請求書がエクセルでの請求書管理より優れている理由はほかにもあります。
マネーフォワードクラウド請求書で発行した請求書は、その後のステータス管理ができます。
ワンクリックで「郵送済み」「入金済み」などのステータス変更ができるので、発行した請求書が現在どのような状況にあるのか、ひと目で把握できます。
支払期限についてもマネーフォワードクラウド請求書が自動的に監視しており、支払期限を過ぎた請求書については「未入金アラート」によってすぐに通知されます。
これなら、支払期限を守ってもらえなかった取引先に対して、すぐに催促の連絡が行えるので、売掛金の回収率も高められます。
また、一度作成した請求書データは(手動で削除しない限り)高セキュリティ環境下で安全に保管されます。
そして、過去の請求書についても「キーワード検索」や「タグ付け機能」によってすぐに見つけ出すことが可能です。
ワンクリックで紙の請求書を郵送
請求書を発送するまでの工程を思い出してみてください。
請求書作成 → プリントアウト → 3つ折りにする → 請求書を封入 → 宛先を書く・切手を貼る → ポストへ投函。
普段は意識していないかもしれませんが、請求書の発送業務は本当に時間がかかる仕事です。
1通、2通程度であれば良いですが、発行通数が増えるほど作業に時間がかかってしまいます。
しかし、マネーフォワードクラウド請求書で作成した見積書・納品書・請求書・領収書は、ワンクリックで郵送に回せます。
1通187円(税込)~で紙の請求書の発送を代行してくれる機能があり、大変便利です。この、1通187円(税込)~の費用には、封筒代、紙代、切手代などがすべて含まれています。
郵送代行サービスで送付する請求書はすべて機械処理されるので、人為的ミスがなく宛先を間違うこともありません。
また、三つ折りもきれいにやってくれますし、「料金後納」の封筒で送付できるので、小規模事業者でもカッコよく見せられるという隠れたメリットもあります。
マネーフォワードクラウド請求書の郵送サービスは、1通から請け負ってくれるので個人事業主や小規模事業者の方でも活用できます。
これなら、毎月300通でも500通でも、ほとんど時間をかけることなく請求書を郵送に回せます。
もちろん、作成した請求書のPDFダウンロードやメールでの送信もできるので、自分で郵送したい場合でも対応可能です。
請求書にクレジット支払い機能を追加
発行した請求書の金額を、銀行振込ではなくクレジットカードで支払ってもらうことができます。
マネーフォワードクラウド請求書で作った請求書を送ったあとに、ワンクリックでカード決済用URLをメールで相手に送信できます。
取引先は、メールに記載されたURLから、クレジットカードによる支払いができます。
決済が完了したら、受取履歴ですぐに支払状況を確認できます。
カード決済機能を使うことで、ビジネスをより円滑にすすめることが可能です。
この機能は無料で使えます。必要なのは決済手数料のみとなります。
初期費用・月額費用:
無料
決済手数料:
Visa/Mastercard/JCB:1.8%(2024年5月末日までキャンペーンにつき1.2%)
Pay for Business ウォレット払い:1.5%(2024年5月末日までキャンペーンにつき1.0%)
クレジットカード決済を使った場合、入金サイクルは「毎月2回数締め、15日払い・末日払い」となります。
※「Pay for Business ウォレット」とは、マネーフォワードが展開するキャッシュレスプラットフォーム「マネーフォワード Pay for Business」のウォレット残高から支払う方法です。
※入金の際には振込手数料220円(税込)が発生します。
Misocaとマネーフォワードクラウド請求書の違い
クラウド請求書作成ソフトでは、マネーフォワードクラウド請求書とMisoca(ミソカ)が有名です。
両者はよく比較されるので、マネーフォワードクラウド請求書とMisocaの違いをまとめたいと思います。
ユーザー数No.1のマネーフォワードクラウド請求書
まず、マネーフォワードクラウド請求書はユーザー数No.1の実績を誇っているという安心感があります。
多くの事業者に支持される理由は、同社がさまざまなビジネスツールを提供しており、それらのソフトとの連携が行いやすいからだと思います。
代表的なところでは、マネーフォワードクラウド会計と請求書は連携できるので、マネーフォワードクラウド請求書で発行した請求書や回収した売掛金は自動的に、会計ソフトの帳簿に反映されます。
Misocaとマネーフォワードクラウド会計も連携できるのですが、マネーフォワードクラウド会計の特徴である「自動仕訳機能」は使えません。摘要や売上金額などの数値の学習が行われず、毎回なんらかの手作業が必要となります。
Misocaは現在、弥生会計の子会社となっているため、今後はより一層「弥生会計 + Misoca」、「マネーフォワードクラウド会計 + マネーフォワードクラウド請求書」の相性が高まっていくと思われます。
格安で使えるMisoca
料金面ではMisocaの方がコストパフォーマンスは高いです。
なぜなら、Misocaは請求書作成・管理の機能を格安で提供し、オプションサービスで利益を出すビジネスモデルだからです(最初の1年間は有料プランも0円でお試し可)。
一方、マネーフォワードクラウド請求書はソフトウエアの部分で利益を出す仕組みのため、Misocaよりもややコストがかかります。
これは両者のビジネスモデルの違いによって生まれていることなので、今後もこの体制は変わらないと思います。
コストを抑えて請求書作成を行いたい方はMisoca、多少なら高くてもいいので高機能な請求書作成機能が使いたい方はマネーフォワードクラウド請求書。
こうした住み分けになっていると思います。
機能面での違いはあるか
両者ともにお互いを意識して開発している印象を受けます。
マネーフォワードクラウド請求書が新機能を追加すると、Misocaが同じ機能を追加する、またその逆もしかりという感じです。
ただ、現時点で明確な違いが出ている機能もいくつかあります。
マネーフォワードクラウド請求書が優れている
英字対応の請求書テンプレートがある
請求書をタグ付けで管理できる
Misocaが優れている
スマホアプリで請求書の作成・管理ができる
料金プラン
マネーフォワードクラウドでは、複数のビジネスツールからバックオフィスに必要なサービスを選択して組み合わせることができます。
マネーフォワードクラウド請求書だけを使いたい事業者はもちろん、ビジネスに必要なツールをマネーフォワードクラウドに一本化することで、請求書作成ツールは非常に割安になります。
また、ビジネスが拡大して給与計算、社会保険事務、勤怠管理などが必要になってもその都度必要なソフトを連携して使い続けることができます。
導入にあたって初期費用は不要で、月額料金のみの課金となります(郵送費用は別途)。
マネーフォワード クラウド請求書の料金は以下のようになっています。
▼個人事業主向けの料金プラン
プラン名 | パーソナルミニ | パーソナル | パーソナルプラス |
---|---|---|---|
月額料金 | 1,408円 | 1,848円 | なし |
年額料金 | 11,880円 | 16,896円 | 39,336円 |
年額プランの実質月額 | 990円 | 1,408円 | 3,278円 |
請求書作成ツール | 一部の機能 | すべての機能 | すべての機能 |
※税込。
▼法人向けの料金プラン
プラン名 | スモールビジネス | ビジネス |
---|---|---|
月額料金 | 4,378円 | 6,578円 |
年額料金 | 39,336円 | 65,736円 |
年額プランの実質月額 | 3,278円 | 5,478円 |
請求書作成ツール | 一部の機能 | すべての機能 |
※税込。
個人事業主・法人ともに複数の料金プランがあります。
マネーフォワードクラウド請求書に関しては、下位プランでは「一部機能のみ」、上位プランなら「すべての機能」が利用可能です。
下位プランと上位プランにおける、マネーフォワードクラウド請求書の機能差は以下の通りです。
請求書作成ツールの提供機能 | 下位プラン 一部の機能 |
上位プラン すべての機能 |
---|---|---|
メンバー追加/権限管理 | 3名まで | 無制限 |
請求書の郵送費用 | 198円/通 | 187円/通 |
API連携 | 100件/月 | 無制限 |
※税込。
その他:上位プランでは、回収消込、帳票のCSVアップロード、販売管理台帳、郵送・メール送信の一括操作機能が使えます。
加えて、法人の上位プランでは、より割安な「郵送チケット(100通の郵送で16,500円・税込」の購入が可能です(個人事業主はすべてのプランで郵送チケットの購入が可能)。
1通あたり165円(税込)で請求書発送ができる「郵送チケット」は、請求書を大量に発送する事業者にとってメリットの大きいサービスです。
どのプランも1ヶ月の無料お試しが可能なので、まず使ってみることをおすすめします。直感的に請求書が作成でき、マネーフォワードクラウド請求書の便利さを実感できると思います。
最高水準のセキュリティでデータを管理
たとえば、大切なお金をどこに保管しているでしょうか?
タンス預金よりもその道のプロである銀行に預けるほうが安心できますよね。データの保管もこれと同じです。
自前でデータを管理するよりも、クラウド上に置いておいたほうが安全な時代になっています。
クラウド系のサービスを使ったことが一度もない方は、データをネット上に預けることに抵抗があるかもしれません。
しかし現在は多くの事業者がクラウドサービスへの移行を決めています。
マネーフォワードクラウド請求書のデータはすべて暗号化され、金融機関と同等のセキュリティレベルで管理されているので、データの漏洩リスクは極めて低いです。
データの漏洩が100%ないとはいいきれませんが、少なくとも中小企業レベルが社内で管理するよりは安全です。また、万が一データが流出したとしても、それらはすべて暗号化されており解読は難しいです。
データの保管先は、高セキュリティで守られた大規模データセンターなので、物理的な盗難リスクもありません。
また、データの消失リスクについてですが、マネーフォワードクラウド請求書は毎日自動的にバックアップを取ってくれています。
このバックアップは、遠隔地保管を含め3重に保管されています。
つまり、万が一地震などの天変地異でデータセンターが吹き飛んだとしても、2ヶ所の遠隔地に最新のバックアップが存在する体制が整っているので安心です。
マネーフォワードクラウド請求書のバックアップ機能については、すべて自動でおこなわれ、またすべて月額料金の範囲ですので無料です。
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