アメリカン ・エキスプレス・ ビジネス・カードがApple Payに完全対応、ポイントの扱いはどうなる?

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アメリカン ・エキスプレス・ ビジネス・カード

アメリカン ・エキスプレス・ ビジネス・カードは個人事業主・法人代表者が持てるビジネス向けのクレジットカードです。

年会費はやや高めの設定ですが、そのステータスの高さとブランド力は、どのようなビジネスシーンで使っても恥ずかしくない、安心して利用できるカードです。

たとえば、打ち合わせや会食で「楽天カード」を使うと、良くも悪くも「この人は楽天カードを使っているのか」という印象を与えてしまいます(想像してみてください)。

しかし、アメリカン ・エキスプレス・カード(アメックスカード)であれば、悪い印象を与えることはありません(ゴールドカード・プラチナカードはもちろんのこと、グリーンカードでも間違いありません)。

アメリカン ・エキスプレス・ビジネス・カードのなかでは、ゴールドカードがもっとも一般的ですが、実はこちらのグリーンカードの方が年会費は安いです。

もちろん、ゴールドカードならではの機能は使えませんが、グリーンカードでもアメックスブランドは健在です。

アメリカン・エキスプレスは外資系のクレジットカード会社なので、限度額は一律に決められていません。

創業したばかりの個人事業主・法人でも申し込めますし、継続的な利用実績を積み重ねることで、利用限度額も徐々に拡大します。

この記事では、アメリカン・エキスプレス・ビジネス・グリーン・カードについて、ビジネスカードならではの特徴をまとめます。

Apple Payに完全対応

Apple Pay(アップルペイ)

あまり知られていないアメリカン ・エキスプレス・ビジネス・カードのメリットに「Apple Pay(アップルペイ)に完全対応している」ことがあります。

Apple Payは、iPhone7以降の機種で使える電子マネー(モバイル決済)です。

iPhoneをかざすだけですぐに支払いが完了します。もちろん、サインや暗証番号の入力は不要です。とても手軽なので私も毎日のように使っています。

現在は多くのクレジットカードがApple Payに対応しましたが、実はまだまだApple Pay非対応のビジネスカードが多いという現状があります。

ビジネスカードでApple Payに対応しているものは本当に少ないです。

しかし、アメリカン・エキスプレス・ビジネス・カードでは、「個人事業主向け」「法人向け」を問わず、Apple Payに完全対応しています。

アメリカン・エキスプレスは国内ではJCBと提携していますので、JCBが展開している電子マネー「QUICPay(クイックペイ)」の取り扱い店舗にて、Apple Payが利用可能です。

主要なコンビニやスーパーでは大抵、QUICPayは使えます。

Apple Payで支払いをするときは「クイックペイで払います」と店員に伝えてください。

モバイル決済に対応しているのは、アメリカン・エキスプレス・ビジネス・カードの大きな強みだと思います。

万全のショッピング補償

ネット通販

アメリカン・エキスプレス・ビジネス・カードの年会費は、正直言って高いと思います。他社のゴールドカードと同等もしくはそれ以上の年会費がかかります。

しかしそのぶん、サービスや補償には特に力を入れているのが、アメリカン ・エキスプレスの良いところです。

アメリカン・エキスプレス・ビジネス・カードでは、4つのショッピング補償を提供しています。

ショッピング・プロテクション
購入商品の破損・盗難に対して年間500万円までの補償を行います。購入日から90日間が保証対象期間です。
オンライン・プロテクション
ネットショッピングでカード情報が漏洩し不正な取引が生じた場合でも、請求はすべてキャンセルできます。
リターン・プロテクション
海外通販や取引先の破綻で購入商品が返品できない場合の補償です。購入日から90日以内、1商品につき3万円まで、1会員あたり年間15万円まで。
カード紛失時の再発行
もしカードが盗難・紛失の被害にあった場合は、新しいカードを無料で再発行します。

上記の内容を見てもわかるとおり、他社のゴールドカードよりも圧倒的に手厚い補償を提供しています。

ビジネスにおいては、仕入れや設備・備品の購入などで1回あたり数十万円・数百万円規模の取引をすることも多いです。

このような高額の取引をアメックスカードで支払っておくことで、自動的に「ショッピング・プロテクション(年間最大500万円の補償)」を付けられます。

また、ネット通販にカードを登録するのが不安な方でも、アメリカン ・エキスプレスのオンライン・プロテクションがあれば安心です。

もし、ネットショッピングで不正利用された場合でも、これらの不正利用額を私たちが支払う必要はなく、すべてキャンセル扱いにしてくれます。

ショッピング保険は年会費の範囲で提供しているサービスです。

事前の申込みは不要、別途手数料などが発生することはありません。唯一、アメックスカードを使って支払いをしていることが適用条件です。

空港ラウンジと旅行保険を使い倒す

ANA航空機

旅行や出張中にもし、病気やケガをしてしまった場合に、旅行保険は役立ちます。

特に海外では高額な医療費が請求されるケースも少なくありませんが、クレジットカードの旅行保険を活用することで、治療費を無料にできます。

事実、海外を飛び回っている私の友人は、これまで外国で医療費を支払ったことがなく、クレジットカードの旅行保険に相当助けられていると言っていました。

アメリカン・エキスプレス・ビジネス・カードでは、最高5,000万円の海外旅行傷害保険が付いています。

こちらもショッピング保険と同じく、事前の登録や追加の費用は一切かかりません。

旅行代金や航空機のチケットをアメックスカードで決済していることが、保険適用の条件となります。

なお、アメリカン・エキスプレス・ビジネス・グリーン・カードでは「国内旅行保険」の場合、傷害死亡/傷害後遺障害保険金のみ付帯で5,000万円の補償となっています。

空港ラウンジは同伴者1名無料

空港ラウンジで打ち合わせをする

アメリカン・エキスプレス・ビジネス・カードを、国内主要空港の「空港ラウンジ」で提示することで、ラウンジが無料で使えます。

空港ラウンジの無料利用は通常、ゴールドカードで提供されるサービスなのですが、アメリカン・エキスプレス・ビジネス・カードでは、クレジットカードのグレードに関係なく、すべてのカードで空港ラウンジが利用可能です。

また、あまり知られていないアメリカン ・エキスプレスならではの特別なメリットがあります。

それは、アメックスカードでは「同伴者1名まで無料で空港ラウンジが使える」ということです。

他社のクレジットカードは通常、カード会員だけが空港ラウンジを無料で利用でき、同伴者がいる場合は別途料金がかかることが多いです。

しかし、アメリカン・エキスプレス・ビジネス・カードなら、同伴者1名がいる場合でも、空港ラウンジに無料で入室できます。

仕事の部下やパートナー、提携先の方と一緒に飛行機に乗る場合でも、アメリカン・エキスプレス・ビジネス・カードなら役立ちます。

個人的には、羽田空港の空港ラウンジはおすすめです。

仕事をしている方も多いですし、くつろいでいる方もたくさんいらっしゃいます。

広々としているので、フライトの待ち時間を過ごすには最適な環境が整っています。

ポイント還元率に注意

ビジネスマンの財布

アメリカン・エキスプレス・ビジネス・カードは、利用金額100円ごとに1ポイントが貯まります。

アメリカン・エキスプレスが展開している「リワードポイント」が付与されるのですが、ポイントに関しては注意すべきことがあります。

それは、ポイント還元率の計算方法です。

「100円で1ポイント」と言うと、ポイント還元率は1%だと考えるのが普通です。

しかし、アメリカン・エキスプレスのリワードポイントは、交換レートが1ポイント=1円未満になることが多いのです。

  • カード利用代金への充当:1ポイント = 0.3円
  • 旅行商品の購入:1ポイント = 0.4円

ほかにも、ポイントの使い道はたくさんありますが、ポイント還元率は0.3%程度になると考えておくのが無難です。

航空会社のマイルと交換することもできますが、ANAマイルなどと交換する場合は、別途手数料がかかります。

経費の透明化に貢献

働く社員

アメリカン・エキスプレス・ビジネス・カードは、従業員向けの追加カードを発行することが可能です。

社員に決裁権限を持たせることで自由度が高まり、従業員の業務効率化につながったり、よりクリエイティブな働き方がしやすくなるというメリットがあります。

また、事前の経費立て替えや領収書を見ながら記帳するといった作業もなくなりますので、社内全体の業務がスピードアップします。

従業員にカードをもたせた場合、利用金額はまとめて本会員に請求されます。

ただし、「誰が・いつ・何に・いくら使ったか?」が明細書でわかるようになっているので、経費の無駄遣いをしている社員をすぐに特定することも可能です。

社員にクレジットカードを持たせることは、経費の不正利用を防ぐ効果もあります。

クラウド会計を活用する

クラウド会計ソフトを使うと、アメリカン・エキスプレス・ビジネス・カードのWEB明細を自動的に取り込み、仕訳に反映してくれます。

カードの決済件数がどれだけ膨大になっても、仕訳登録がすぐに終わるので、業務効率を大きく改善することが可能です。

代表的なクラウド会計ソフトとしては「マネーフォワードクラウド」「freee(フリー)」「弥生会計オンライン」などがあります。

アメリカン・エキスプレス・ビジネス・カードでは、弥生会計・freee会計とデータ連携しています。

→クラウド会計ソフトの詳細はこちら

年会費は高めです

ビジネスカードの年会費は経費で落とせます

アメリカン・エキスプレス・ビジネス・グリーン・カードの年会費は13,200円(税込)です。

従業員向けの追加カードは1枚あたり6,600円(税込)で発行できます。

アメックスビジネスカードには、個人事業主向け・法人代表者向けがありますが、どちらもスペックや年会費は同じです。

正直、高めの設定だとは思いますが、上記のような質の高いサービスを提供しているアメックスブランドなので、この点は仕方ありませんね。

なお、ビジネスカードの代表格である「アメリカン・エキスプレス・ビジネス・ゴールド・カード」の年会費は36,300円(税込)ですので、それと比較するとグリーンカードは半分以下の年会費でアメックスカードが使えます。

ただし、ビジネス用クレジットカードの年会費は経費で落とせます

年会費は高いものの、経費として税金の減額につながる効果があるため、費用対効果を考えてアメックスカードを導入する経営者も多いです。

ビジネス・プラチナカードを目指す

高級車

アメリカン・エキスプレスのビジネスカードで最上位ランクとなるのは「ビジネス・プラチナ・カード」です。

個人向けのアメックスカードでは「ブラックカード」が最上となりますが、ビジネス・カードにブラックカードは存在しません。

アメリカン・エキスプレス・ビジネス・プラチナ・カードは年会費が165,000円(税込)の高級カードですが、24時間365日対応のプラチナ・コンシェルジュデスク(秘書サービス)が使えるなどの理由から、このカードを愛用する経営者は意外と多いです。

また、ホテルやレストランのコース料理を無料でアップグレードしてくれる「VIP特典」も多く、使い方によっては年会費以上の元を取ることもできます(もちろん、年会費は経費で落とせます)。

アメリカン・エキスプレス・ビジネス・プラチナ・カードには直接申込みすることもできますが、カードの利用実績を積んだあとに、アメリカン・エキスプレス側からインビテーション(招待状)が届き「プラチナカードにアップグレードしませんか?」と提案されることも多いです。

まずは、グリーンカードから、コツコツとステータス(カード会社への信用度)を積み上げていくのがおすすめです。

アメリカン・エキスプレス・ビジネス・カードには、事業の成長と合わせてカードのグレードも格上げしていくという「育てる」楽しみもあります。

このような点も、多くの経営者が支持している理由のひとつかもしれません。

この記事の執筆者

執筆者の詳細プロフィール
26歳の時に右も左もわからない状態で個人事業主になりました。2年後、株式会社クートンを設立し、現在10期目です。「いい人」がたくさんいる世界の実現が目標です。「人の価値とはその人が得たものではなく、その人が与えたもので測られる」 - アインシュタイン 姉妹サイト「1億人の投資術」でも記事を書いています。

より良い情報をお届けするため、疾風 AI がメンテナンスを担当いたしました。( 更新)

ありがとうございます。

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