赤字や債務超過でも融資が受けられるビジネスローンがあるのは本当か

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握手

事業を行う上で重要な要素の1つとなるのが「資金調達」です。

どのようにして外部からお金を集めてくるかということも、戦略としてはとても大切になります。

業績が良いときは様々な資金調達手段を検討できますが、赤字が続いたり債務超過に陥ってしまうと、金融機関や投資家からの融資・出資を受けることは難しくなります。

つまり、それでも融資を受けたい時は「資金の出し手に相応のリターン」を提示しなくてはなりません。

相応のリターンというのはつまり「金利」のことです。

借入利率1%で融資が受けられないのなら、3%に、3%でも無理なら5%に・・・

このように借入利率を引き上げていけば、いずれ「大きなリターンに魅力を感じた金融機関や投資家がリスクを追って資金を出してくれる」ようになります。

中でも、「商工ローン」(いわゆるノンバンク)は高いリスクを引き受ける資金の出し手として知られており、赤字や債務超過の会社にも融資を行います。

商工ローンとは

ビル

商工ローンを一言で言うと「事業者向けの消費者金融」のことです。

アコムやプロミスのような消費者金融は高金利でお金を貸すことで知られています。その代わり、

  • 審査が早い(最短即日融資)
  • 無担保・無保証
  • 来店不要で借りることができる

といったメリットがあります。

もちろん、こういった方々に担保なしでお金を貸すということは当然、貸し倒れ率も高くなります。

それも見越したうえで、すべてのリスクを金利に反映させた結果、高い金利が提示されているということです。

短期での返済を前提とする

計算

例えば、1,000万円を年率18%で借りた場合、たった1年間で利息は180万円になります。

年18%で融資を行うことは法定金利の範囲なので何ら問題はありませんが、それでもたった1年で180万円の利息がつくのはあまりに高すぎます。

しかし、年18%で1,000万円を借りても、1週間で返済をすれば利息は34,520円で済みます。

つまり、できることなら金利は低い方が良いが、それが難しいのであれば高金利でも良いので短期で返済することが大切です。

年18%でお金を借りるということは、年18%以上の利益を上げなければいずれ破綻するということです。

高金利の長期化は事態をさらに悪化させます、商工ローンから高金利の借入を行う際は、短期での返済を前提とした計画が必要です。

商工ローンを利用するときの注意点

申し込み

赤字や債務超過の企業にも融資を行う商工ローンですが、社会問題にも発展したSFCG社(現在は破綻)による強引な取り立てはあまりに有名な話です。

強引な取り立てをする業者は現在少なくなりましたが、それでも名前も聞いたことのない商工ローンでお金を借りることは、事業にとって大きなマイナス要因となりかねません。

わかりやすく言えば、その昔は強引な取り立てが問題となっていたアコムやプロミスのような大手は、現在はとても健全なビジネスをおこなっています。

一方で、名前も聞いたことがない街金は、時として闇金である可能性もあり、非常に危険です。

闇金や強引な取り立てを行う「悪い貸金業者」と取引関係を持ってしまったら、上手くいく事業も食い物にされてしまいます。

もし商工ローンで資金調達をするなら、アイフルビジネスファイナンスのような大手に依頼すべきだと私は考えます。

対面不要で最短即日での融資を行う業界大手

スピード

商工ローンの大手に「アイフルビジネスファイナンス」という会社があります。

アイフルビジネスファイナンスは消費者金融業界大手の「アイフル」の子会社であり、強引な取り立てや違法な取り立ても一切ないので安心です。

アイフルビジネスファイナンスが手がけているのは、

  • ビジネスローン
  • カードローン
  • 不動産担保ローン
  • 医療機関向けローン
  • 売掛債権ファクタリング

と言った事業です。
いずれも、短期資金の融資を強みとしており、最長返済期間は5年です。

また、不動産担保ローンなどを除いて基本的に無担保・無保証での融資を行っています。

商工ローン大手として「スピード融資」、「対面・非対面での審査」を徹底しており、対面不要で3営業日程度で資金調達することができます。

これらの条件は、いずれも銀行では到底対応できない条件です。

金利は高い

考える

ただし、ビジネスローンのため金利は高いです。

  • 年3.1%~18.0%

融資限度額は50万円~最大1,000万円となっていますが、やはり金利が高いので可能な限り短期での返済をおすすめします。

もちろん、事業性資金としての融資なので「総量規制の対象外」であり個人事業主の方でもアイフルビジネスファイナンスを利用することが可能です。

赤字や債務超過でも審査可能

前述のとおり、赤字や債務超過で銀行や信用金庫の融資が受けられない場合でも、アイフルビジネスファイナンスであれば審査をしてもらえます。

アイフルビジネスファイナンス自身も、

事業規模や赤字・債務超過だけを取り上げてお断りすることはありません。

とのコメントを出しています。逆に言うとアイフルビジネスファイナンスを利用する事業者は銀行や信金で資金を借りれない方が中心です。(または業績が良くても短期でのスピード融資が必要な場合にも利用される)

もちろん、アイフルビジネスファイナンス以外の商工ローンを利用する方法もありますが、業界大手以外の商工ローンは避けたほうが無難です。

アイフルビジネスファイナンス 公式サイトはこちら

ビジネスカードローンを活用する方法

オリックスVIPローンカードビジネス

赤字や債務超過の事業者が資金調達するために、ビジネスカードローンを活用する方法もあります。

例えば「オリックスVIPローンカード BUSINESS」の場合、最短60分の審査で最高500万円の融資が受けられます。

カードローンなので、審査の後に限度枠を設定してもらい、その範囲内で自由に借入・返済ができる仕組みです。

仕入れなどの短期の資金繰りを調整する目的であれば、オリックスVIPローンカード BUSINESSのようなカードローンがおすすめです。

金利も、

  • 50万円コース:年8.0%~17.8%
  • それ以外のコース:年6.0%~14.9%

となっており、アイフルビジネスファイナンスよりもやや低金利です。

もちろん無担保・無保証・非対面での融資が受けられます。

決算書の提出も不要

オリックスVIPローンカード BUSINESSは、アイフルビジネスファイナンスよりも借入限度枠が小さいのですが、その分金利もやや低いです。

ただし、「赤字や債務超過の会社に融資します」というアイフルビジネスファイナンスのような強気のメッセージは記載していません。

しかし、オリックスVIPローンカード BUSINESSも決算書の提出が不要なので、会社の実態を簡単に把握するだけで、融資の審査を行ってくれます。

法人の場合は決算書不要、個人事業主の場合は「経営状況申告書」という簡単な書類に記入をして審査をしてもらう流れとなります。

オリックスVIPローンカード BUSINESS 公式サイトはこちら

ビジネスローン関連リンク

この記事の執筆者

執筆者の詳細プロフィール
26歳の時に右も左もわからない状態で個人事業主になりました。2年後、株式会社クートンを設立し、現在10期目です。「いい人」がたくさんいる世界の実現が目標です。「人の価値とはその人が得たものではなく、その人が与えたもので測られる」 - アインシュタイン 姉妹サイト「1億人の投資術」でも記事を書いています。

より良い情報をお届けするため、 がメンテナンスを担当いたしました。( 更新)

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