格安のインターネットFAXの手数料を比較!個人事業主でも低コストで導入
執筆者:川原裕也 更新:
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中小企業や小規模法人では、もはやFAXは不要です。
メールによるファイル送信が主流となった現在も、FAX送受信の機会は何かと多いです(最近はメールでファイルを受け付ける銀行も増えてきましたが、まだ公的機関はメールNGというケースが多いです)。
しかし、利用回数が減っているのにわざわざFAXを導入するのももったいない。
そういったケースで活用されるのが、インターネットFAXです。事務所にFAX機器を置かなくてもパソコンやスマホだけでFAXの送受信ができます。
FAXを置くスペースがない、FAXの導入コストが見合わない、ほとんど使わないという事業者にとって、インターネットFAXは非常にメリットがあります。
インターネットFAXの手数料を比較
すでにインターネットFAXサービスは数多く存在しています。
それぞれ手数料やサービスが異なっていますので、この機会に人気のインターネットFAXを比較してみました。
eFAX(イーファックス)
料金
eFax Plus 1800
- 登録手数料(初回のみ):1,100円
- 月払いプラン:1,980円 / 月
- 年払いプラン:1,650円(19,800円/年)
- FAXの送受信:毎月150ページまで無料(以降は1ページにつき11円)
- 月払いプラン:3,960円/月
- 年払いプラン:3,300円(39,600円/年)
- FAXの送受信:毎月350ページまで無料(以降は1ページにつき11円)
eFax Plus 3600
※税込。
※FAXを国外へ送信する場合は、1ページあたりの単価が変わる場合があります。
知名度の高いインターネットFAXサービスで、世界46ヶ国3,500都市でFax番号を提供しています。日本国内でも6万件の利用実績があります。
全国の市外局番から好きな都道府県のFAX番号を選ぶことができます。たとえば、東京を拠点にしている企業が大阪支社を開設した場合、東京にいながら大阪ナンバー(06)のFAX番号を取得し、送受信ができる仕組みです。
FAXの送信はパソコンやスマホから直接行えるので、プリントアウトする必要はありません。また、受信したFAXは最大5つのメールアドレスで同時に受信できます。
月額費用は少し高めですが、利用実績の高さから選ぶ企業も多いです。
PamFax
料金プラン
- クレジットベースペイメント
- 月額無料、FAXの送信のみに対応、1ページあたり15円
- ベーシックプラン
- 月額666円、FAXの送受信が可能、1ページあたり15円
- プロフェッショナルプラン
- 月額1,003円、FAXの送受信が可能、毎月20枚まで無料、1ページあたり10円
※税込。
月額料金不要、格安のインターネットFAXとして評判のPamFax。
一番安いプランなら月額料金不要で1枚あたり15円の低コストでFAXが送信できます。ただしFAXの受信はできません。
月額費用がもっとも高いプロフェッショナルプランは月額1,003円と、イーファックスの半額程度です。
しかし、21ページ目から1ページあたり10円の費用がかかるので、毎月100枚以上送受信をするのであれば、決して安いとは言えません。
クロネコFAX
料金
- 月額費用:無料(事前登録は不要)
- FAX送信(国内):50円
- FAX送信(海外):100円または150円
- クロネコFAX(預ける):50円
- クロネコFAX(受け取る):50円
※税込。
※料金は設置しているコンビニによって異なる場合があります。
クロネコヤマトが展開している、コンビニの複合機(コピー機)を使ったFAXサービスです。ほとんどFAXを使わない方は、コンビニのFAXサービスがおすすめです。
ファミリーマートやローソン、ミニストップなどの主要なコンビニで利用できますが、セブン-イレブンでは使えません(セブン-イレブンは独自でFAXを展開しているため、くわしくは後述)。
FAX送信をしたいときは、コンビニの複合機から「FAX送信」を選択して相手先の番号を入力するだけです。
FAXを受信するときは、相手の方に0570-05-1000(IP電話からは03-5633-5620)あてにFAXを送信してもらいます。FAX送信が終わったら相手のFAXに10桁の数字が記載された「受付完了通知書」が届くので、その番号を送信先の方から、メールや口頭で自分に通知してもらいます。
私たちは、コンビニの複合機で「クロネコFAXから受け取る」を選択し、相手から教えてもらった10桁の数字を入力することで、そのFAXを受け取ることができます。
ただし、FAXの保管期間が24時間なので、24時間以内に受け取る必要があります。
相手に手間をかけてしまうので、少々扱いづらいですが、月額費用などは一切かからないので、年に数回程度しかFAXを使わないのであれば、クロネコFAXを活用する方法でも良いと思います。
前述しましたが、コンビニ大手のセブン-イレブンは独自にFAXサービスを展開しています。
セブン-イレブンのFAXは1枚あたり50円(税込)で送信できますが、送信先は国内に限定されています。
また、FAXの受信はできず、送信のみの対応となっています。
FAXを受信したい場合は、この記事で取り上げたインターネットFAXサービスを使うか、クロネコFAXを導入しているローソン・ファミリーマート等を利用してください。
クロネコFAXを導入しているコンビニエンスストアは以下の通りです。
- ローソン
- ファミリーマート
- ミニストップ
- デイリーヤマザキ
- ポプラ
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